五七五のつぶやき(150)
山緑 再び名無し 木々になる
(やまみどり ふたたびななし きぎになる)
こんにちは、hana.hafuriです。
(深い息 呼吸とともに 句をどうぞ)
5月頃のことです。
以前の記事(note🔗)で、桐が咲いたことにより、山のそこに桐があったことが分かったことを詠みました。
その後、合歓の木、もしくは、針槐≒ニセアカシアと思しき木が山に白色を添えましたが、それらの花も散り、葉が茂る山の木は、どこにどういう木があるのか判別がしにくくなりました。
簡単な詩を綴ります。
初夏の 候
山を 彩る
紫 散
その後 白色
何処其処に
他者は その白
合歓の木と
言いし されども
我は「否」
針槐たる
我が推理
そんな 白達
無ノ常
日を追う ごとに
白 薄れ
再び 木々の
中 匿れ
全の 一部
溶け 混じる