解禁せよ(サウナを)
はらわたが煮えくり返る思いだ。何がってサウナに入れないことがである。緊急事態宣言のせいで、都内の銭湯はどこもサウナ営業を休止。銭湯のみならずスーパー銭湯などのサウナ施設も休業に追いやられているようだ。本当にふざけるなと言いたい。
そもそも今回の緊急事態宣言は、意味不明な“線引き”に当初から疑問の声が上がっていた。「劇場はOKなのに映画館がダメってどういうこと?」「個室ビデオがクラスター化するか?」などといった素朴な疑問に対し、明確な答えを打ち出せる専門家が現れないのだから到底納得できるはずもない。
以前はパチンコが悪者にされて、その次は酒。今度はその対象がサウナにまで及んだということなのか。つまりスケープゴートというわけである。私自身はパチンコなんてやらないから、本音を言えばこの世からなくなったとしても一向に構わない。しかしだからといって、パチンコ・パチスロがクラスター要因だと科学的に立証されてもいないのに一方的に休業要請(という名の強制休業)に追い込まれるのは、あまりにもナメた話である。
街を歩いていると、心なしか人々は“自粛疲れ”しているように感じる。当たり前だ。保障もろくにないまま我慢ばかり強いられても、フラストレーションは溜まっていくばかりだろう。新型コロナは予期せぬ天災だったかもしれないが、政府や自治体が取った最低最悪な対策で被害が広がったのは明々白々。
アベノマスク、お肉券&お魚券、星野源&安倍首相のコラボ動画、東京アラート、反対を押し切ってのGo To推進、Go To感染拡大にエビデンスなし宣言、ステーキ会食、ワクチンOECD最下位、五輪強行政策……なぜクーデターが起こらないのかが不思議なほどだ。菅首相、安倍前首相、二階幹事長、麻生副総理あたりは、世が世だったら志の高い街宣右翼に刺されていると思う。
前からわかっていたつもりだったが、コロナで改めて思い知った。この国の政治はマジでクソだ。特に自民党の代議士は過去に類を見ないほどレベルが下がっている。
結局、政治がダメだとその国は終わる。ミャンマーとか北朝鮮とかバングラデシュあたりの様子を見ていてしみじみ思うけど、「政治が不安定にもかかわらず、経済だけは急成長する」とか現実的にありえないわけだから。つまり日本みたいに政治が五流な国家は、どんなに国民が勤勉に働いたとしても、五流国家に没落するしか道はないのである。
小池都知事を含め、もうあの無能なボンクラ政治屋どもに期待なんて何もしない。とにかく四の五の言わずに速攻でサウナを解禁してくれ。話はそれからだ。そして黙って地獄に堕ちてほしい。
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