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親子関係で傷ついた人格を癒す3話(全3話)

愛情を注がれずに育った場合は、

強烈な愛情欲求をもったまま

大人になる。

本人が自覚している場合は、常に愛情飢餓感を

感じており、誰でも良いから

認めて欲しい、愛して欲しいと

願うことになる。

自分の中の愛情飢餓感を抑圧すると

反動として、周りを敵視して生きることに

なる。常に怒りを感じている状態になる。


この世界には少数だけど、自分も他人も

受け入れること出来る状態まで

成熟している人がいる。

運よく、その人と出会い人間関係を

持つことが出来たら、思いきって

自分をさらけだし、受け入れてもらう

ことである。


しかし、多くの親子関係で傷ついた人は

人間関係が怖くて心を開くことが

とても難しい。

なので、自分で自分を癒すことが

大切になる。

その最初のステップは、

弱い自分をそのまま受け入れてあげること。

受け入れる為の具体的な行動とは、

自分に対して

そのままの感情でよいと言うこと。

愛情飢餓感があり、周りから嫌われるの

が怖い自分を受け入れる為には、

「愛情飢餓感があり、周りから嫌われるの

が怖い自分でも良い」と何度でも自分に

言うことである。

あらゆる自分の感情や思いに対して

それで良いと言ってあげること。

それが自分を受け入れる足掛かり

となる。

肯定したものしか、ありのままに観察

出来ないから。

ありのままに観察できるようになれば、

苦しみから解放される。


また、夜寝る前と朝起きた瞬間に自分を

癒す秘訣がある。

その二つの瞬間に自分を愛する言葉を

かけること。

愛しているよ、

受け入れているよ、でも自分がしっくりと

くる言葉を自分にかけること。


三つ子の魂百までと言われるように、

親子関係で傷ついた心は、深く根をおろして

いる。

しかし、それは癒すことができる。

自分を変える努力ではなく、

今の自分を受け入れる努力で。

否定ではなく、肯定することが

癒しの道です。


そして、すべての解決の道は

自分をありのままに理解し

自分自身から学ぶこと、

自分に優しい言葉をかけること、

その先に幸せの人生があります。


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