体温39.4℃で繋がったこと
9月29日 高熱、咳、悪寒、全身の痛み
微熱から始まり、「あー、季節の変わり目で体調崩してしまったな。」と思っていたら、爆速で39.4℃まで上昇。
病院へ行った結果、コロナでした。
そういえば食欲もないし、嗅覚・味覚もない。
何かを食べたり飲んだりして胃の膨らみを感じたら食事終了。
こんなに悲しくなる食事は初めてだ。
「コロナってこんなにしんどいのかあ。」とぼんやり思いながら、熱さまシートをおでこにつけて、震えながら布団にくるまっていたとき、『あ、のだめだ。』『こんなシーンあったわ。』と頭の中に映像がすっと入り込んできた。
この感覚を覚えていたくて、枕元に置いてあるノートとペンを掴み、走り書きで思いつくまま残した。
忘れてたけどわたしは充分オタクだった。
19歳の頃に、のだめカンタービレのドラマにハマり、DVDも漫画も全部揃えてアニメも観てグッズまで買った。
何年経った今でも、端々のセリフは覚えている。
自分の世界観があって、好きなものをとことん突き詰めて、周りの目なんか気にせず、自分の感情を自分の幸せを大切にしてる。
悩んだり傷付いたりするときも、ちあき先輩が見守っててくれて、1番のファンでいてくれる。
しかもお部屋の片付けや、ご飯を作ってもらうことに罪悪感や遠慮は一切ない。
自分の中で納得してからのとことん向き合う行動力や集中力がかっこいい。
どんな相手でも嬉しいときは嬉しい、嫌なときは嫌だと素直に表現出来るのだめが羨ましいし、大好き。
なんとなく繋がったかもしれない。
のだめのように自由に生きたい。
悩みながらでも”好き”を探求したい。
お世話もされたいし、やりたいことはすぐしたい。
見守ってくれたり、時には一緒に悩んだり、手を差し伸べてくれるパートナーや仲間、家族が欲しい。
現在36歳のわたし。
のだめにハマったのが19歳。
17年越しの嬉しい発見に乾杯。
この発見が出来たのは、熱を出す10日前くらいにツィッツィさんの成金四柱推命鑑定を受けたからだ。
わたしは産まれた時間が分からない(母子手帳にも書かれてないらしい)ので、しっくりくる誕生日の翌日の日付で鑑定してもらった。
【年柱】墓
【月柱】冠帯
【日柱】帝旺
『コレ!に没頭していく気さくなオタク』らしい。
他にも色んなわたしを知れて、「長年の悩みはこういうことだからか…!」とか、「確かにそんな部分あるかも…!」とか色々知れて面白かった。
その中で、『オタク』の部分だけ鑑定時、実はしっくり来てなかった。
というか、今の推しに対するオタクとしての自信がなかった。
ひとりひとり推し方や愛情表現が違ってもいいし、全部愛だと頭では分かっているはずなのに。
気が付けばわたしはすぐ外側を見てしまっている。
通じるか分からないけど、この気持ちをなんとなく分かる人がいてくれたら嬉しい。
でもこの高熱を通して、『わたしは充分オタクだった。』と思い出せた。
なんだか嬉しくて、からだが動くようになってからもう一度のだめを見返した。