読む本と自分のこころ
最近本の整理をしていて思うことは、
選ぶ本の傾向が変わってきたなということ。
そして、それはきっと自分の心を表しているんだろうなということ。
20代のころはとにかくがつがつ系みたいなものが多くて、
30歳付近では自己分析とか自分を知ろうみたいなものが多くて、
今(32歳)は、頑張りすぎないために、みたいなものが多い。
社会人なりたての頃は
とにかく一つでも多くのことを身に着けようっていう意識があったし、上へ先へと少しでも早く進みたかった。
今の会社に入社してからは、そういうがつがつ系の人が少ない会社だったからということもあってか
自分のメンタルの保ち方がわからなくなって、何をめざしてどうやって進んでいったらいいのかわからなくなった。
だからきっと自分の芯を見失いたくなくて、自己分析に救いを求めたんだと思う。
でもやっぱり自己分析は苦手だ。(新卒の就活の時も苦手だった)
今は余計なことは考えずに自分のやりたいことをやればいいんだ、って思うようになってきたから、
自分にとってマイナスになることは、自分の中に取り入れないようにしようって思っている。
昔はすべて自分の糧になる、って思っていたし、
昔からよく、自分から苦労を買いに行っている、って周りの人に言われてきたけれど、
それが自分のためになる、って信じていたし、自分ではあまり苦労とは感じていなかったと思う。
もちろんそれが自分の成長につながったこともたくさんあるだろうし、
好きなことばかりやっていくことも難しいだろうけれど、
今は自分からマイナスを迎えに行く必要はないかなって思う。
それよりも、自分の好きなことでいっぱいにしたい。
だけど、がつがつする気持ちとか向上心とかは失いたくないから、
上手くバランスが取れるようにコントロールできる方法をみつけたいな。
手放すことで新しいものを手に入れるサイクルが作れるのだとしたら、
今の自分に必要ない本は処分することで、今の自分に合う本に出会いた