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「静かなお産」と「叫ぶお産」、どちらも経験して思うこと
こんにちは
さっそく本題です。
私は上3人を自然分娩で出産、のち双子を帝王切開で出産しています。
陣痛から出産までの痛み、
痛みの感じ方は人それぞれですが
私の場合、
「静かなお産」の方がスムーズに出産できました。
スムーズなお産=痛みを感じる時間が短い
という位置付けです。つまり良かったのは静かなお産です。
(ちなみにスピード出産と安産はニアイコールだと思っています)
上2人はソフロロジー式呼吸法を意識して出産しました。
ソフロロジーとは、精神の安定と調和を得る方法を学ぶ学問という意味です。これを分娩に取り入れたのがソフロロジー式分娩法(ソフロロジー出産)で、1987年にフランスから日本に導入されました。以来、30年間も続いているのは、効果・効用があるからです。
呼吸法などを勉強し、しっかりと準備をした上で挑みました。
詳しい出産レポはまた別に投稿しようと思うので割愛します。
【思うままに出産してみた第三子】
第三子を妊娠中にYouTubeで
『自由に産んでいい!叫んでもいい!』という動画を見たり、『医療を介入させないお産』を体験談として販売されていたZINEを購入したり…(10,000円だった。今なら絶対買わない)
いわゆる【自然派】な人の発信に感化させられました。
『野生にかえろう!』『母親の体はちゃんと産み方を知っている!』
『痛くて声を出したいときは出していいんだよ〜』
なんて書いてあったのを
「それもアリなのか〜」と思い、第三子を産むときはソフロロジーは特に意識せず、バースプランには割とびっしりと「自由に産みたい」旨を書いた記憶があります。
(ちなみにこの『自由に出産〜』というのは
その方の体験談なので、鵜呑みにして上手くいくわけなく…【自然派】を否定しているのではなく、きちんと本質を捉えることができなかったことが良くなかったのだと思います。)
そして挑んだ第三子の出産。
痛くて自由に声を出すものだから、自分自身も冷静さに欠いている状態。
そんな中でも「野生にかえるってこういうことなのかな?!」とか思っていました。今思えば本当にアホだったと笑えてきます。
隣に付いてくれていた助産師さんに
「落ち着いて〜、ゆっくり呼吸しますよ〜」と促されて、無事出産。
ソフロロジーを使って出産した上2人と違い、ちょっと顔色悪く産まれてきた第三子。
内心
『声出したほうがいいなんて嘘やん….』と思いました。
ほんとうは陣痛のときは赤ちゃんのほうが苦しくて。
収縮がおこるたびに全身をぎゅーっと締め付けられるので、この間赤ちゃんへの酸素の供給も少なくなります。
だから意識して自分が呼吸をして酸素送ってあげないと赤ちゃんはもっと苦しくなるわけです。
ぎゃーぎゃー叫んでいる場合じゃない。