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毒親生まれ、毒親育ち 14



そして妹は父Bのもとへ


義実家では働いていない義母ともちろん働く気の無い父B。


お金が無いのでご飯もまともに食べさせてもらえず

小学校でもいじめられていたと連絡が入った時はわざわざ会いに行っていじめているやつに睨みを効かしに行ったこともあります。


私の代わりに辛い思いをしている妹を少しでも生きやすくしてあげたかったんです。

優しい義祖父も居ないので誰も妹を守ってくれません。


そしてついに義母Bが亡くなりました。


第一発見者は妹だと母から聞かされました。

警察や葬儀の段取りなど
放心状態の幼い妹は壮絶な日だったと

今でもその日の話をすると言います。


義母Bは妹には優しかったので良き祖母だったんです。

義祖父が亡くなった時の私の感情と似るものがありました。


そして義母が亡くなり、義実家は売りに出されました。


妹と父Bもアパートへ移り住み仕事も定着しない父B。


事あるごとに

「〇〇(妹)がご飯食べてないからお金がほしい」

と金の無心をするようになりました。


妹1人すら養えず子ども4人を育てている母にお金をくれなんて頭が終わっていますね。


母も我が子が食べられないのは耐えられなかったようで毎月お金を渡したり
食料支援をしたりその度に会わなくてはなりませんでした。


そして父Bに会う事を兄はひたすら嫌がっていました。
もう妹をこちらに戻せば全ておさまる話なのにとわたしは考えましたが

いざそうなっても父Bは何も変わりませんでした。

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