ピンチ！コロナ禍にヨガスタジオをまさかの拡大？⑤〜着工とDIY〜
意外とスムーズに金融公庫から融資が降り、ブランディングも大筋で出来てしまった今年の2月といえば、既にコロナ感染が拡大しはじめている頃だった。
工事の打ち合わせや新しく加わってもらうインストラクター達とミーテイングをしながらも時々とてつもなく恐ろしくなってみたり、まあ何とかなるか〜と楽天的になってみたりを繰り返していた。
そんな状態でも、よくぞ前に進めたものだなと、その頃のことを思い出そうとするのだけど、この私、実はスーパー物忘れが激しく、特に自分にとって都合のわるい思い出は速攻で消し去れられる得意技をもっているので、今年の2月のことなのに覚えていない部分もあるのが本当のところ。
そんな状態を1ヶ月くらい過ごし、3月中旬、ビクビクしながらも着工の日がやって来てしまった。着工の頃のことも正直あまり覚えていないのだが、そんな私が鮮明に覚えているのは、不安な気持ちを引きずりながらも工事の様子を見にスタジオに足を運ぶとそのたびに、「絶対大丈夫！」とスタジオに言われているような場所のエネルギーを感じることが出来ていたのは不思議だった。そのくらい陽の氣を持った場所なのだ。
工事は低めだった天井を20㎝くらいあげてもらった。床も遠赤外線の床暖房と衝撃吸収のクッションを入れたかったのもあり10㎝くらいアップ。まとめると壁と床と天井、部屋の間仕切り、キッチンの移動と新しいキッチンの設置などをお願いした。
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あとの什器類は、旧スタジオのものをDIYリメイク！カウンターは、長かったものを大工さんに半分にカットしてもらい、その後は自分で色を塗り替えたり、モールを付けたりした。半分は受付カウンターに、もう半分は更衣室の鏡台に変身。
元々あったキャビネット棚も上部に棚をプラスして玄関のキャビネットに。
その他、更衣室にあった荷物棚は色を塗り替えて、ヨガマット棚に。
旧スタジオのテーマカラーだったミントグリーンをブルーグレーに塗り替えるたびに、新しく生まれ変わるスタジオを味わった。
結局、新しく購入したのは鏡とロッカー、照明やシーリングファン、ヨガマットのみだった。
シーリングファンは最後まで迷ったが、ハワイもカリフォルニアも定番なので雰囲気が出るし、換気問題もあるので結局付けてよかったと思っている。やはり投資が先なのだ。
ちなみに、このリメイク期間にちょうどコロナ自粛期間に入ったので、レッスンを完全にお休みしてリメイクに集中することができた。
私の老後の密かな夢はDIYしながら暮らしていくことだったりするので、不安がありながらもとても楽しく過ごせていた。こんなにゆっくりとDIYが出来るのは当分ないかもしれない。不安もたくさんあったが、今思うと、四半世紀ほぼノンストップで動いてきた私へのロングバケーションだったように思う。
〜つづく〜