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【芸術史講義(日本)4】A評価 京都芸術大学 アートライティングコース

京都芸術大学通信教育部 芸術学部芸術学科アートライティングコースで5年間の学びを終え、少しずつですがライターの仕事をしています。

今回、5年間の学びの中で「S評価」と「A評価」だったレポート全文を有料で公開してみようと思います!皆さんの学びや参考になれば嬉しいです。
※コピペ・著作権の侵害となる行為はご遠慮ください。

【芸術史講義(日本)4】 A評価 80点 ※参考文献の記載あり

 テキストで取り上げられている各芸術の中から一つ選び、その芸術の発生、展開と社会的・時代的背景との関係について、テキストの記述をふまえて説明してください。

 日本の伝統芸能の一つである歌舞伎は、今や海外公演やアニメとの融合など、歌舞伎の枠組みを超えて様々なジャンルと競演し日々進化し続けている。しかし、発生当初から伝統芸能の道を辿っていたわけではなく、時代によって意味や求められるものが異なるなど変化を遂げながらこれまで複雑に発展してきたのである。
 まず、歌舞伎の発生については、1581年頃から公家・女官の日記などに見られ始めた「ややこ踊」が始まりとされる。やがて、「かぶき踊」という名称も用いられるようになり、このような芸能を演じる一座がいくつも活躍していたと考えられる。その中で、1603年、出雲のお国と名乗る女性が京都で始めた「かぶき踊」から歌舞伎の歴史が始まる。

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