全国統一小学生テストの父母会で学んだ、親としての心構え
▹夫婦で参加する熱心な親の姿に驚く
息子たちが全国統一小学生テストに初めて挑戦するということで、私も母親として初めて父母会に参加しました。
会場に足を踏み入れると、夫婦で参加している方がいて、その熱心さに圧倒されました。
このテストには全国で1学年あたり2~3万人が受験しており、なんと年長児から受けられるそうです。
小学生テストとして非常に大規模で、親としても真剣に向き合う姿勢が求められると感じました。
父母会で特に印象に残ったのは、以下の2点です。
▹①重要なのは点数ではなく、間違いから学ぶこと
まず1つ目は、「点数ではなく、どこを間違えたかが重要である」ということです。
テスト後には、ただ得点に一喜一憂するのではなく、自分が間違えた問題を見直し、克服することが推奨されました。
具体的には「間違いノート」を作り、自分の間違いを自分で説明できるレベルになるまで復習することが大切だとのことです。
私自身も30年前に日能研で同じことを指導されており、変わらぬ教育方針に感慨を覚えました。
▹②ミスを減らすことが極めて重要である
たった一つのミスが、テストの順位を大きく左右し、何十人分も順位を落とす可能性があるとのことでした。
そのため、日常の勉強から「本番」のように集中し、ミスを最小限に抑える訓練が大切だと強調されていました。
さらに、地域ごとの中学・高校受験事情についても説明があり、「小学校、中学校の学習ペースでは、それぞれの受験準備には遅い」との指摘が。
勉強は「習慣が人を作る」との言葉があり、早めに学習習慣をつけることが大切であると改めて考えさせられました。
本人任せ、塾任せではなく、両親で息子たちの学びをしっかり支えていく必要を感じた父母会でした。