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もじのひとつひとつを敷き詰めて脳筋とする

最近、読書をよくするようになりました。
活字だけの本。

ラノベとかじゃなくて
もうちょっと読むのに骨が折れる系の、本。


このレベルで読めるようになったのって、多分5−10年ぶりなんじゃないかな。


ジャンル的には小説から実用書からビジネス書から
Kindle Unlimitedも活用しつつ、主にiPhoneのKindleで読む形で読んでいます。
(読みたい本ってやっぱりアンリミにはないことも多いよね)

気づいていたんですけどごまかしてました

最近、本、読めてなかったんですよ。


活字は追えてましたし意味もわかってましたけど。


読めてなかったってどういう意味かというと
脳内に文字が入ってきてなかったんです。

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電子書籍だからじゃなかったYO!!


文字を読む時に、何が起こるかと言えば、文字から意味を読み取る。それだけ。
音になってそれを味わうくらいならできたけれども
字面からの意味から深読みすることもある程度できていたけれども

「画」や「イメージ」を結べていなかったんです。
ほぼ全く。
脳内映画館が、沈黙しているというか
プロジェクターが撤去されているようだというか。

言葉と意味を処理する以上のことができていない状態だったのです。


そもそも私はかなり読む子供で
相当な速さで本を大量に読んでいたのは
脳内の映画変換がすごくスムーズにできていたからというのもあるのです。
その時の感覚はまだ再現できてはいませんけれど、覚えています。
本の内容が頭のかなり大きな部分を使って理解されていくのです。


最近読んだ本の中に
「文章とは、脳で判断されたはずの大量の情報を簡易的に記したもの」というフレーズがあった。なので、読書をする時は脳の多くの機能を同時に使っていて、高負荷でやりがいのあるトレーニングをしているのと同じ状態になるというような趣旨の話だ。そしてそれにより、脳という筋肉が鍛えられる、と。

その章を読んで、ものすごく、しっくり&納得を感じた。

そうか
10年以上まともに読まない時期が続いたから衰えてるのは当たり前なのだ、と。
読む力が消えかけていたのは前からわかっていたことではあるのだけれど
それを筋肉のようなものだとは捉えていなかったのです。


とりあえずなろうとかSCPとか読み耽ってたのが超初級トレーニングになってたんだろうなぁ……1日多分1万字とか読んでたからなぁ……いや、それでも20%くらいしか戻ってないような気がするけど

本好きの下剋上とか全巻2ヶ月で読破したけど。
書籍版(未完結)web版二周も含めて。


めっちゃ面白いです。
大好き。


そうやってちょっと読むようになってきたら、じわじわとだけど、脳の深いところまで本の内容が届くようになってきています。これこれ、これよ、気持ちいい。


最近、多いです。
年月を経て失ったかなと思えていた技術が実は残ってたり
この読書スキルみたいに、あったものが衰えすぎているのを発見して、でも意外と早く復活しそうだと思えてみたり


なんか、人生の節目感ありますよね、こういうの。



ま、私は、できることをできるだけやろうと決めたんだ。
もうちょっとちゃんと読めるように
多読濫読に、勤しみます。
マインちゃんほどは愛せないだろうけどね!


脳みそを文字で浸してやるのです。むきー!=3



サポートいただけたらムスメズに美味しいもの食べさせるか、わたしがドトります。 小躍りしながら。