経営は数学だ
様々な事業をつくり、管理してきたが、経営ってのは数学なんだなとつくづく思う。
もちろんすべてに人が絡んでくるので、そこに様々な感情が入ってくることも重視していかなくてはいけないけれど。
その事業で、何を係数としてカウントしなくてはいけないのか?
ITであれば、PVであり、クリック率であり、コンバージョン率であるだろう。
リアルでも人を使う仕事であれば、総シフト数や1シフト単価、客単価、客数などであろう。
事業をどこまでも定量的に観測し、計数して出した数字のKPI(※1)を定めていき、どこが今足りていなく、問題点は何なのか、どのように改善するのか、など分析し実行していく。
経営の基本はこのような作業の繰り返しなんだと思う。
ここに人の要素が加わってくる。人の要素を下げたければ、1人の影響力を下げるために規模を大きくして事業をするのがいいのかなと思っている。
数字が苦手な人も多いと思うけど、身近に感じられる色々な数字を見ることで数字を好きになっていこう!
※1 KPI(Key Performance Indicators)
組織の目標達成の度合いを定義する補助となる計量基準群。
KPIはビジネスインテリジェンスにおいて、現在のビジネスの状態を示すものとして使われ、今後の対応策でどうなるかを予測するのに使われる。KPIをリアルタイムで監視することをBAM(ビジネスアクティビティ・モニタリング)と言う。KPIは、リーダーシップ育成、雇用、サービス、顧客満足といった定量的計測が難しいものを定量化するのに使われることが多い。