よく聴いていた音楽 お気に入りだった服 毎日行った場所 仲良しだった友人 大好きだった人 過去形で表してしまうと、今はもうそうじゃないみたい 楽しかったね 「楽しい今」が過ぎて余韻の中で言うその言葉は、いつかは忘れていってしまいそう 大好きだったよ 「大好きな今」が過ぎて遠い昔の事みたいに言うその言葉は、新しい好きで塗り替えられていく 会いたかった 言えばよかった 食べればよかった 行けばよかった 過去形にしてしまえば、少し逃げられると思っている もう過ぎちゃっ
余裕がある人間になりたいと思っている 余りがある状態でいたい いつでも何かを受け入れる隙があるように ハンバーガーかラーメンかで迷っていたら、 「どっちも食べようよ、ラーメンは締めね」と言った先輩がいた。 心もお腹も余裕があってかっこいいなと思った。 大人はよく倒置法を使う あれってずるい。 一年の帳尻を合わせるかのようにやるべきことが一気に降ってきた。前はやるべきことよりやりたいことの方が多かったのにな。 別に、毎日生活していたいだけなのに、まだ来てもいない来るか
自分の意思で変化を求めた 変わりたいと思ったわけじゃないけど、変えたかった。毎日が楽しくてぬるかったから。 ぬるま湯に浸かっていたせいか、添加物多めの食事のせいか、よく風邪をひいた。悪い癖が出た。その度に電気を点けたり消したりしているみたいな気持ちになった。必要なのは休息だと解っていたけど、休むのは少し怖かった。 違和感を口に出して確信に変えた。あー、私、本当はずっと嫌だったんだなぁ、本当はすごく悲しかったんだ。半径の広げ方は学んだ。 未来のことを考えるのは好きだけど、
もし、明日が来ないのだとしたら、私はフィルムを現像しにいかなかった事を後悔するだろうか。 パスポートの更新はお金が少しばかりかかるので、しに行かなくてよかったと安堵するだろうか。 どちらにせよ、明日は来ると漠然と信じて今日も終えるので、とりあえず明日はフィルムを現像しに行こうと思う。 あしたする事 カメラ屋さんに行く ラーメン食べる
人と暮らして、自分の独り言の多さを実感した。 またひとりの空間で本当の独り言と暮らす生活は、懐かしいようで、少し勇気がいるなと思った。 最近、夕陽の電車に乗ると、扁桃腺からみぞおちにかけての部分が苦しくなる。そういえば、旅に出たい。 近況を知りたい友人ほど、あえて連絡をとりたくないなと思った。簡単に画面で終わらせるには勿体無いほどの気持ちで、溢れちゃいそうだから、ちゃんと表情を見ながら話を聞きたいな。 夏色のワンピース、お気に入りなのに全然着ない。 一夏に一回ずつ。今年の
お父さん、新しい服を着て見せたら「最近の服は分からん」「これが流行り?」って言うの、やだ。「かわいい」の一言で私は満足するのに。 お父さん、LINEの返信リアクションで終わらせるの、やだ。くだらない話がしたいのに。 お父さん、私の恋愛についてお母さんに聞くのやだ。カフェで恋バナとかしようよ。 お父さんに「もっと冷静に物事を対処できるようになりなさい」って言われて泣いた すぐ泣く娘でごめん。 大事なことはいつも最後に報告してごめん。 「お父さんに似てるね」って言われ
おかゆって愛だと思う 好きそうだと思って買ってきた、も愛だと思う 苦手な味かもよっていう忠告も、愛だと思う 質問が多いのは恋だと思う 送信前の文章を読み返すのも恋だと思う 少し秘密にしておきたいのも、恋だと思う 答えはないから、ずっと面白いなと思う それぞれ定義はできないけど、違いは結構、しっかり分かる 考えてる
猫が眠りに落ちる瞬間をみた 愛おしすぎてイラついた 服がクローゼットに収まらない 前の家では収まってたのに。と思ったけど そういえば前から溢れてた 口座の引き落とし 総額が見覚えのない事になっていた お問い合わせしたい 「もしもし。使ったのは私なんですけど、さすがに引き落としすぎて可哀想だと思わないですか?」 日記が見つからない どこにしまったっけ どこかで燃えていてほしい たった1ヶ月でここまで生活が変わるのかと驚いてる なんか、なんでも変えれそう とりあえず保護フ
6月1日 初めて直に声を聴いた日からずっと待ち続けていた日だった 声を聴いた時にはもうすでに泣いてた こんなに簡単に涙って出るんだ、ってくらいはじめの曲の歌い出しで泣いていた 「音楽に救われる」って表現はよく見るけど、いまいちどういう状態か分からなかった Teleに出会ってから、その表現が一番しっくりくるのが分かった。他にこの感情を当てはめる言葉をまだ知らないから、「救われた」としか言い表せない、悔しい 自分の中の何かを、掬い取って、全部このままでいいんだと思わせて
移動手段を自転車に変えてから、自分との時間が取れるようになった。 毎日人と話しているのに、誰とも話をしていない感覚なのはなぜだろう。この前、「あなたのそれはとても特別な事よ」って素敵な事を言ってもらえた。それだけでなんかもういいやと思える事があった。 人からどう見られているかを気にしない方が自由で好きな生き方ができるけど、どう見られるか気にして生きたら、人を介して自分を好きになれると思った。これは、人それぞれ、正解ない。 back numberを聴いて、感じたことのない感情
部屋の色、夜はオレンジで起きたら白で、 最近寝る時は水色 11日目の日記を読み返している 忘れないように、無かったことにしないように、その時の記録を辿る。 夏が来てるな。 カレーに入れたら美味しいよと言われてもらったチーズ 入れ忘れた。 去年の自分と「来年こそいこう」と約束したイベント 行けなかった、来年は行く。 ソファー焦げた。 いっぱい話を聞いてもらいたい 喋りすぎかな、いつも いっぱい話したい事がある。 眠気、早番すぎる きみは夜勤。 ネギが英語で言えなくて悔し
髪の毛をピンクに戻した 一番しっくりくる色で、やっぱり一番ワクワクする色で、 ドライヤーの時間が延びた 「見つけやすい」って言われることが増えた 初めて髪の毛を赤に染めた時もそうだった 赤になった日から、みんなと大学の食堂で会える確率が増えた 見つけてほしかったんだなあ、と思った やっぱり自分の人生のメインプレーヤーは自分でしかないので、自分の好きな装備で進んでいくのがいいと思います 今君が持っているものは 全部君だけの装備ですよ 全部自分が今までの道のりで、手
一昨日からエアコンがつかない。 新手の春の訪れだなと思うことで許した。 代わりに、冬に数えるほどしかつけなかった炬燵に最後の仕事をしてもらおう。私の仕事は引っ張られるけど。洗濯機は30分も前に止まった。 暖かい気温なんて、一緒に暖かいねと言ってくれる人がいなければただの絶好の昼寝日和で、同様に寒い日なんて、一緒に寒いねと言ってくれる人がいなければ、体温で温めた毛布の中での午前しかいいとこがない。そんなこともないか。 耳の軟骨に開けた穴をひとつ閉じた。可愛いからという理由で
時間が経つに連れてあの夜が弱くなっていく。それでいい。よかった。進むのが怖くなるところだった。今、大切な人がいる人、すごい。怖くて大切なものがつくれない。自分を甘やかす方法がチョコレートを買う事以外分からない。物理的に糖分を摂取して”甘やかした”と言うしかない。歯が軋むほどの甘さ。どこかが痛い時は別の痛さで感覚を濁す事もあるのかな。気づいたら夜だったから、半袖を着てみた。両腕が軽くなった気がした。歩くと小指が痛い。多分折れているのは私の心。前は、飴とチョコレートは口の中でなく
いつもより睫毛を上げておけばよかったなと思った。私から見えた視界が全部愛おしかった。世界から見た私の目も少しでも可愛く溶け込んでいたかった。 言葉を思い出す度に解像度が下がっていくのが分かる。余韻に浸るたびにふやけていくのが分かる。今日のことは一生忘れないぞって思ったじゃんか。一生とか軽々しく使うな。使っちゃいけない言葉リスト。 平凡と特別、そのちょうど真ん中にいる今が心地良くて何もいらない。平均で均衡なの。乱さないで、許可してないでしょ。 3%のアルコールが回った私を可愛
白のフリルって可愛らしさとエロさを兼ね備えていてすごい。白フリルがもし人間だったら好きな人の近くにいてほしくないなあと思った。 どこかで嗅いだことある匂い、思い出したのは夜だから、多分暗くならないと出会えない匂い。正解は知らなくていい、まだ少しその感覚を覚えていたい。次もその匂いに出会う時はきっとまた夜。その時は、少し言いたい。 優しく目を見て話してくれる人が好き。 でもまだ目を逸らしてしまうから、練習する。 ちゃんと見て欲しいし、ちゃんと見たい。 手を繋いで歩く女子高生