一行目のため(冲方式ストーリー創作塾)
先日、生徒のプロットの相談を受けた。
うちの学校の方針的にプロットの長めに書くようで、毎回「もう本編書いたほうが早くね?」と言ってしまう。
若い頃はプロットの存在も知らず、思いつくまま書いていた。
というか、頭の中で物語の設計図みたいなものはあるから、それを元にしていただけなんだけど。
1人でやっている分には良いけど、他人の仕事をする場合はそうもいかないので、はじめてプロットを書いて出した。
講師になって人に説明する際には、俺の独学だけではアカンので色々と参考書を読み漁った。
https://www.amazon.co.jp/%E5%86%B2%E6%96%B9%E5%BC%8F%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%89%B5%E4%BD%9C%E5%A1%BE-%E5%86%B2%E6%96%B9-%E4%B8%81/dp/4796646582
その中で一番読みやすく簡単だったのが冲方丁先生の「冲方式ストーリー創作塾」だった。
一番自分の脳内の設計図に近かったので、この本を参考に教えている。
その中でもプロットは、そんなに長くはない。
ただ、これはプロ相手にやっているから少なくても済むことに気付いた。
うちの生徒の場合は、長く書いて頭の中の設計図を、より明確にしたほうが良いのだろう。
その生徒に「先生はどうやって書いているんですか?」と聞かれたので、ちょっと考えた。
俺の場合は、先ほど言ったとおり大体の設計図は出来ているのだが、はじめの一行を書くのに時間がかかるのよね。
書き始めると途中で止めるのが嫌なので、体調やメンタルが万全の時に書きたい。
結局そのせいで書き始めるのが遅れる。
昔はFBやミクシイで日記を書いていたと言ったが、はじめの一行を書く抵抗感を抑えたいという理由もあった。
今、noteで書いている理由の一つでもある。
俺が生徒に日記を薦めている理由もそれだ。
どうにも立派なことを書き続けようとする子が多くて、未だに続いているのは、あおいゆっきーさんだけである。
本当さ、ダルイ、眠い、ウザいでいいんだよね。