進撃アニメ 完結
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皆さん、進撃のアニメの最終回を観ましたか?
進撃の巨人が好きならば、是非観るのをオススメします。
「原作を読んだから」
という方もいると思いますが、アニメは漫画と少しだけセリフを変えています。
これは改悪ではなく、昨今の国際情勢を見て、変更したものと思われます。
結末は変わりませんが、この世界に対する希望や祈りを感じるもの変更でした。
世界では、自分たちの地域は平和でも、紛争が無くなる訳ではありませんし、毎日犠牲者は増えています。
それでも、ほんの少しの安定や平和のために人間は努力しないといけません。
少しでも長く、人々が平穏に暮らせるように。
エレンとアルミンの選択は正義ではなく、読者、視聴者から見れば「虐殺者」と言っても良く、本来は許されるものではありません。
それを、未来にどう繋ぐかがテーマなんですよね。
漫画のほうでは、エレンの単独犯的な意味合いが強かったのですが、今回のアニメではアルミンが自分も共犯関係であり、エレンだけを1人にしないところに胸が熱くなりました。
世界を少しでも正常な方向へ戻すには、巨人という人知の及ばない力を排除するしかなかったというのが彼等の選択だったのでしょう。
他に、もっと良い手段があったかもしれないが、この物語の結末はそうだった。
巨人の力は無くなり、残された人類は共に繁栄し、また戦争で殺しあう。
そこからは、エレンたちではなく我々の選択なんだよ。
ということなんでしょうね。
進撃の巨人の連載がはじまった頃は、世界はまだまだ平和で残酷な描写もフィクションとして見れましたが、世界は進撃の巨人と同じ残酷さで溢れつつあります。
未だ世界は良くなる気配はありませんが、1人1人が胸に手を当てて考え続けなければいけませんね。