No Limit 2-7 Single Draw ポストドロー完全攻略記事①
こんにちは、ポーカーYouTuberのりゅうたろうです。
以前「2-7 Triple Draw」についての記事を執筆しましたが、この記事では、「NL2-7 Single Draw」におけるポストドロー1枚チェンジ vs 1枚チェンジの状況に着目して、NLHソルバーを利用して研究した標準的な戦略とエクスプロイト戦略について紹介します。
NL2-7 Single Drawに関する記事はまだ国内に多くないので、頻出である1枚vs1枚の状況だけでも完璧にしていれば、国内外のトーナメントでかなりの利益を出せると思います。
決して安い価格ではないですが、アミューズのトーナメントを1回我慢する代わりに一生使えるNL2-7SDの戦略を習得して頂ければなと思い、本記事を執筆するに至りました。
この記事では両者のドローが同じ強さの場合についての戦略を考えています。
※めっちゃ気になる人にだけ補足
このゲームは、2347の形から残りの48枚からそれぞれ1枚ずつ引く(IPはOOPの引いたカードを戻して引く)というゲームを想定してNLHソルバーで計算をしています。厳密には実際のNL2-7SDの1枚vs1枚の状況とは異なりますが、実戦的には意味のある研究結果だと認識しています。
ドローの優劣が付いている場合の記事はまた別で執筆します。
FL 2-7 Triple Drawの記事も執筆しているので、興味がある方はこの記事の最後か、僕の記事一覧から是非購読してみて下さい。
■ポット10bb・スタック50bb 標準戦略
まず、ポットが10bbでエフェクティブスタックが50bbの時の戦略を見てみましょう。
これは、例えばUTGから3.5bbオープンしてBTNがコールした場合などに相当します。(NL2-7SDではアンティが1.5bbなのでpot=10bbになる)
SPR=5という事になります。
ドローが同形と想定する中では最も頻出のシチュエーションだと思います。
ベットサイズの設定は、僕が何度か試して頻度が多かったもののみを採用して簡略化しています。(なので厳密にはより良い戦略が存在します。)
●OOP 1st Action
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