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子どもの力は無限大 大人になってからも無限大(経験や思い込みがたまにジャマをする)

今日は、子ども達と友達感覚で関わるようになってから(親として関わることもありますよ。もちろん)感じたこどもの可能性を書こうと思います。

もう夕方になりつつありますが今日もよろしくお願いします。

うちの子は、自己紹介のも書かせていただきましたが長男は軽度の知的障害をもっています。具体的には注意欠陥障害です。集中力が続きません。最近ではなくなりましたが電柱にぶつかりそうになったり、小学生だった時に門の中に止まっていたトラックのサイドミラーにぶつかりそうになったりしていました。

言葉も簡単な会話はできますが、自分に興味がない話やちょっと難しい(普通の人では簡単)会話だと話が続きません。ゲームの話はすごいです。私以上に話します。

次男は、教わることが苦手。熱いことが苦手(例えばみんなで優勝しよう!!)とか青春だぁ!!とかそういうことが苦手です。というか苦手でした。

子ども達に小学校までゲームばかりやらないで他に好きなことないの??とかゲームから遠ざけようとしていました。視野を狭めて欲しくなかったからです。いろいろなことに興味を持ってほしかったのです。

しかし、長男が中学校の支援学校を卒業する前に考え方が変わりました。
ゲームにこんな力が・・・有効活用できるなんて・・・という思いが出てきました。

長男は小学校の時、百人一首たいかいというのがあったのですが毎回取れず、どうせ取れないし・・・とかネガティブな発言ばかりしていました。

ゲームで戦国時代のゲームをやり始め、豊臣秀吉、織田信長とかでてくるゲームをやったころからか歴史が得意になりました。好きなことになると記憶力が覚醒するかのようにすごくなりました。(飽きると忘れちゃうんですけど)自分ができるのが楽しかったみたいで、どういう風なつながりか百人一首が好きになり、今度はカルタが欲しいと言ってきました。長男はめったに何が欲しいとかいう子ではなかったので、すぐに買ってあげました。

すると絵も好きになり毎日眺めたり読んだりしていたのです。
そのうち、中学校で百人一首大会があったのですが(正直夢中になってたので、結果悪くて落ち込んだらどうしようと考えてました)

ドキドキしていたら、玄関からバタバタ慌てた足音が・・・
リビングのドアが開くと同時に

「お母さん!!優勝しましたあ~!!」
「え??」「え~~!!!!!!」

私は驚きました。そのあと息子が冷静に
「驚き過ぎじゃないですか??」と
冷静に言ってきたときには笑ってしまいましたが、普通学級の子にもかてたらしく、すごくうれしそうでした。歴史の成績も上がりゲームに対しての意識が変わりました。すべてがゲームのおかげではないですが、息子は息子なりにゲームの世界から学べることは学んでたんだなあと感心しました。

見えないものを想像できないという特徴がありました。感情の表し方、物の形を想像することが苦手でした。

しかし、ゲームで自分で形を考え細かく作れるようになったり、ゲームのやり取りで人の考え方(わがままな部分も含めて)いろんな人がいることも学びました。

最初は人と関わるのはやめさせていたのですがいろんな刺激を受けるのは悪いことじゃないし、このままだと視野が狭くなると思い本人に任せています。

よく中学の先生(支援学校)に子離れしないとね~と笑われるくらい心配性だったので、そんな私には気が気ではない決断でしたが、子どもの可能性を止めることにつながるかもしれないと思ったら、自由にさせることができました。

今も仕事はしていますが、お休みの時はゲームに夢中です。

下の子です。感受性が乏しいのかと思うくらい幼稚園まで泣かない子でした。友達との別れの時が初めての涙です。私も主人もびっくりしたのを覚えています。

友達大好きで、小学校に通ってからも友達と遊んだりして元気な子でした。
でも私に言わないだけで、高学年になった時、知らない他校の生徒に一緒に遊んで子達とならばされ、殴られたことがありました。

その中の一人が逃げて親のところに行き駆けつけてくれたんですが、すでにいなくて子供たちがいたそうです。

私はそのことを後から知りました。うちの子は私が心配するから言わなかったそうです。私の前でもそんな態度は一切取りませんでした。

でも何でも話してね。殴りになんていかないから。と笑いながら話しました。習い事もなにもやらずずっときました。私はこのままで大丈夫かなあと心配な時期もありました。

今もう高校生です。しかしいろいろ試したりはしてきたみたいです。絵が描きたいなあと思えばマンガを見ながら書いたり、レジンに興味が出ればレジンでアクセサリーを作ったり。

しかし、やりたいことがないと言います。でも本人曰くやりたいことは望んですぐ出てくるわけじゃないし、今はできることをやると言っています。

親としては心配な限りですが、見守るしかないと思っています。子どもも
限りない可能性をもっていますが、大人も可能性を持っていると信じています。

でも大人の場合、子どもと違うことは今までの経験や人のことを考えてしまうことがありますよね。
経験、知識、人のこと。これらがじゃまをしてやりたいことができないとか進まない、やりたいことがあっても今更、年齢的なことだったり。

でもいつまでも元気に夢物語を追い続けたいなあと思う日々です。
子どもの為にも・・・・自分の為にも・・・・

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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