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新しいことへの挑戦~未知の色を作る勇気~
皆さん、おはようございます!! 木曜日は、日常の中で気づいたことや、普段の会話から得た小さな学びを振り返る日です! 読者の皆さんと共有することで、新たな発見が生まれ、問題解決に繋がれば幸いです!ぜひ最後までお付き合いください。
(文字数:2408文字 所要時間:6分)
昨日、東京遠征時に立ち寄ったDIC川村記念美術館でふと思ったことを今日のネタにしたいと思います!
私自身、美術館には人生一度も足を運んだことはありません。美術には全くと言っていいほど興味を持たなかったんです。
ただ、この美術館が休館するとのことだったので、国内唯一となる【ロスコルーム】なるものを観たくて、行ってみました。
館内に展示されている様々な絵画。
様々な色彩を観ながら、ふと思いました。
「この色、何色と何色を混ぜたら、こうなる?」と。
そういえば、小中高の美術の時間で、絵の具を使っていたはずですが、ほとんど色の組み合わせなんて覚えていないんだと感じました。
今、言えるのは、、、
「赤」「白」=「ピンク」
「赤」「青」=「紫」
「赤」「黄」=「オレンジ」
「青」「黄」=「緑」
ぐらいでしょうか。。
そして、そんな色ばかりを使っていたような記憶があります。
きっと、新たな色を作る勇気を持たず、何色が出来るかが予想できる組み合わせを頻繁に使っていたのでしょう。
この理屈は、今の仕事においても同様のことが言えるのではないでしょうか?
未知の色を作る勇気を持っているか?
絵の具を混ぜるとき、私たちは無意識のうちに「何色ができるか予想できる組み合わせ」を選びがちです。例えば、赤白=ピンク・赤青=紫・赤黄=オレンジ・青黄=緑、などなど。どれも過去の経験から予測できる色です。
もし全く試したことのない色を組み合わせたらどうでしょうか?例えば、ピンクと紫、オレンジと緑。何が生まれるのか分からない組み合わせには、少し戸惑いや不安を感じるかもしれません。「変な色になったらどうしよう」「汚い色になってしまうかも」と考えてしまい、つい安全な選択をしてしまいがち。というよりも、この色を作ってみようという発想すらでてこないかも。。。
この心理は、私たちが「新しいことに挑戦するかどうか」を決めるときの感覚とよく似ています。
予測できる世界の安心感
私たちは基本的に、「結果が予測できること」に安心感を覚えます。例えば、
「同じ職場に長く勤め続けることは、その環境や仕事の流れが分かっているため、リスクが少ない選択肢です。」
つまり、新しい仕事に挑戦するのは勇気がいるし、転職には不安が伴います。
また、スポーツでも趣味でも、ある程度上達したものを続けるのは楽しいですが、まったく未経験の分野に飛び込むのは躊躇してしまうことがあります。「自分には向いていないかもしれない」「うまくできなかったら恥ずかしい」という気持ちが邪魔をして、新しい一歩を踏み出せないことがあるのです。このもう一歩踏み出すことに対して、エネルギーが必要になりますよね。
我々人間は、この予測できる安全地帯(コンフォートゾーン)から抜け出す勇気をいかに持つか?が大切なんじゃないか?って思います。
私の記事で時折名前が出てくる【成田悠輔氏】もバンタンの卒業式で、卒業生に向けてこう話をされていました。
「これまで誰も踏み込んだことのない領域や、一歩踏み入れると爆発してしまうかもしれない未知の領域に、一歩踏み入れてみる勇気」を持つことが大切なんじゃないか。
未知の色を作り出すことの価値
絵の具の話に戻って考えてみましょう。もし、今まで試したことのない色を混ぜてみたらどうなるでしょう? もちろん、思ったような色にならないこともあるかもしれません。しかし、予想もしなかった美しい色が生まれる可能性もあるのです。
新しいことへの挑戦も同じです。最初はうまくいかないかもしれないし、思い通りの結果が得られないこともあるかもしれません。でも、その中で学び、試行錯誤を重ねることで、自分だけの「新しい色=新しい可能性」を見つけることができるのです。
例えば、今の仕事をしながら副業を始める、趣味でやっていたことを仕事にしてみる、まったく未知の分野に飛び込んでみる。こうした挑戦は、不安やリスクを伴いますが、それ以上に大きな成長のチャンスにもなりますよね♫
最初の一歩は小さくてもいい
「新しいことに挑戦しよう」と言われても、いきなり大きな決断をするのは難しいですよね。でも、最初の一歩は小さくてもかまいません。
例えば、新しいスキルを学びたいなら、まずは本を一冊読んでみる。副業を考えているなら、小さな仕事を一つやってみる。未知の分野に興味があるなら、その世界の人と話をしてみる。
大切なのは、「予測できる世界の外に一歩踏み出してみること」です。そこには、今まで知らなかった景色や、自分でも気づかなかった才能が眠っているかもしれません。
まとめ:新しい色を作る勇気を持とう
絵の具を混ぜるとき、多くの人は「予想できる色」しか作ろうとしません。でも、思い切って未知の組み合わせを試してみることで、新しい発見があるかもしれません。それは、私たちの人生における「新しい挑戦」と同じです。
失敗することもあるかもしれません。。。しかし、その経験の中で得られるものは決して無駄にはなりません。むしろ、新しい可能性を広げ、より自分らしい生き方を見つけるきっかけになります。
私は、これまで美術館に行こうとすら思ったこともない人間です。
しかし、成田さんの言う「未知の領域に一歩足を踏み出してみた」からこそ生まれた感覚や感性があります。
みなさんも、時には「どんな色が生まれるか分からない」組み合わせに手を伸ばしてみませんか? そこには、予想もしなかった素晴らしい未来が待っているかもしれませんよ♪
今日の配信は以上になります!!
ではまた👋