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Aさん「お腹が痛い」職員「主任に伝えます」これって違うんじゃない?

木曜日は、日常の中で気づいたことや、普段の会話から得た小さな学びを振り返る日です! 読者の皆さんと共有することで、新たな発見が生まれ、問題解決に繋がれば幸いです! ぜひ最後までお付き合いください。

(文字数:1290文字 所要時間:約3分)

先日、私の勤務する施設で、職員からこんな内線が掛かってきました。
「利用者さん(Aさん)が、「お腹が痛いから救急車で病院に運んでほしい」と言っている」と。
そのAさんは、基本的に依存心が強く、何かあればかなり大袈裟に言い、さらにはご自身の携帯で、息子さんや姉妹に電話を掛け、 「職員が言うことを聞いてくれない。」「ほったらかしにされている」と言いたい放題…

ただ、放っておくわけにはいかないので、私はその職員に確認します。

「いつから痛いの?どの辺が痛いの?」他にも「夕食の食事量は?」「排便は最終いつ出たの?」
まぁ介護職員なら、大体このあたりでしょうか。確認が出来る最低ライン。

するとその職員さんは「いや、そこまで聞いていません。聞いてきます」と一旦内線を切られました。
そこから3分後、内線が鳴り、『今日1日痛いみたいです。本人は「看護師さんも見てくれたけど何もしてくれなかった。ほったらかしにされているだけや」と言ってます。』と。。。

そこで私は、「看護師が見てくれたときは、どのような対応だったの?腹部が張っているから、便が溜まっているんじゃないか?とか」と聞くと、、、

「いや、私が出勤する前なんで。」と一言。

「う~ん、記録とか、書いていないのかな?」と質問すると
「見てません」と一言。

「じゃあ、見てみたら?」と職員に伝える。。。

こんなやり取りがそれなりの回数続き、結局、そのフロアに直接行き、状態観察。

何が言いたいかと言うと、、、この職員さん、、、

「自分で考えることをまったくしていない」

これに尽きます。利用者から言われたらそのまま上司に伝える。
自分で何故そのような状態になっているのか考えることもせず、
出勤時の記録も確認せず、まるで小学生のお使い状態。
ガキの使いやあらへんで!
と、怒ってしまいそうになりました。

介護職って、もう少し自発的に考えることをしないとダメだと思うんですよね。利用者さんが痛がっている。苦しんでいる。様々な状況に対して、いろんな視点から探って、より良い対応をしていくことが仕事だと思うが、なかなか難しい。様々な視点から考えろ!とまでは、言わないが。。
せめて、「いつからだろう」「なぜだろう」ぐらいは考えられるようにしてほしいですよね。。。命を預かっているのだから。

※結局、Aさんの腹痛い問題は翌日には解消され、何事も無かったかのように、普段通りの生活をされていました。

今日は、これまでと違った、現場における生の声をお届けしました!
結構、どの事業所でも同じようなことが起こっているんじゃないでしょうか?
考えることが出来ない職員さんがいることも事実。
そんな職員さんがいかに、考える癖をつけてもらえるか?
それを考えるのも管理者でありリーダーであり、周囲の職員でもあります。
職員一丸となって利用者を支えられる施設でありたいものですね!!

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