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補欠の部長を経験して

みなさん初めまして。はむといいます(*^^*)

初投稿、何を書こうかなと考えたとき、中学時代の部活経験が最初に思い浮かびました。私と同じ境遇の方、同じ境遇を経験した方に、あなただけじゃないんだよ、と伝えたい。今日だけ偽善者ぶらせてください(笑)

中学ではそこそこ強豪であるチームに所属していました。

 1年生の段階では、初心者の中では1番強かったんです。応援の声も大きかったので、先輩にまじって遠征や、大会のベンチに参加させて貰え、毎日せかせかと過ごしていました。

今思えば、あの時が1番充実していた気がします(笑)

先輩方はすごく優しくて、強くて。そんな先輩になりたいなぁなんて軽く考えてました。

1年生の頃は、先輩のサポートがメインで大会に参加したり、多少練習できたり……

初っ端、休みなんてなかった訳です。その時の部活は楽しかったです、単純だったので。


2年生になって、部長になりました。みんなをまとめる大変さやプレッシャー、色んなものがぐわぁぁぁってのしかかってきて……

そんな私の心の拠り所は、クラスメートでした。

実は1年生のころ、いじめに近い嫌がらせを受けていて、精神的にきつくなってた時期がありました。

豆腐メンタルの私にとって、LINEハブられるのも、遠回しにバカにされるのも、大きいダメージでした。いちいち気にしてる私も、だいぶ馬鹿だったなって今では思います(笑)

2年の時のクラスメートはとにかく優しくて、優しくて……担任の先生も熱血教師!!って感じで、よく私のことを気にかけてくれました。

心優しきクラスメートに、精神面は救われたものの、体が限界でした。

心は前向きに、この大会楽しみ!!って思ってても、当日高熱をだして参加できなかったり、喘息を発症したり、事故にあったり。

この時期が1番病んでました(笑)

そんな私に気を止めることも無く、時間は過ぎていきました。

気づけば、前まで勝てていたチームメートに負けて、リーダーシップ力の無さや責任感の無さに先生に怒られ。

追い詰められていくにつれ、欠席日数は増していきました。


3年の春大、個人戦では1回戦で負け、団体戦では1回も試合は出来ませんでした。

完全なる、実力のない部長になりました。

先生には、努力が足りないと言われました。体調管理をしっかりしろと。

私だって私の母だって、出来るだけの体調管理をやってきました。医者からは、ストレスが原因と。

正直、この時既に、全てが限界を超えてんだと思います。

その時、週4で通ってるクラブも、家で自主練した時間も、1年のとき、みんなが遊びに行ってる中先輩と遠征に行った日も、無駄に感じました。

今もその思いは取り除けていません。

1回も試合に出ていない私が受け取る賞状。輝かしい1位という文字を私が汚している気がしてしょうがなかった。

そんな部長に従いたいという思いは、チームメートになかったと思います。

経験者である後輩は敬意をしらず、県で上位をとった同級生は文句を言うばかり。


引退後、ある同級生の保護者が言った言葉があります。

「団結力があったよね、このチーム」

正直、この人なんにも分かってないなって思いました。表面上だけの友情、思いやりのない冷たい心。

最後の試合で負けた時、私だけ泣けなかったのは、このチームの裏を知りすぎてしまったのも、原因のひとつだったのかなって思います。


試合に出ない部長って、恥ずかしくないんですか?

恥ずかしいですよ。屈辱です。

私だって自分なりの努力はしました。レギュラーになりたい、試合に出たい。

努力は必ず実るなんて、無責任な綺麗事だと、私は実感しました。


でも、この経験があってよかったのかなって今では思えます。

私のメンタルは、確かに強くなりました。

ガラスだったのが、鉄までには進化しました(笑)

高校受験、私の第1志望校は、9月時点での偏差値で、10足りませんでした(笑)

部活が終わってすんなりと受験モードに入れた私でしたが、9月スタートは確かに遅かった。だけど鋼のメンタルで、成績は右肩上がりのまま、合格できたんです。(受験の話は、また今度詳しく。)

緊急事態宣言が出された今、最後の大会を迎えられずに終わってしまう方々。私のこんな経験より、辛い思いをしていることでしょう。

私が言える助言なんていう偉そうな言葉はありません。

ですが、それを自分の強みに出来るかどうかが重要なんだと思います。

コロナ世代なんて呼ばせません。今、勉強頑張りましょう!



試合に出れなかった強豪校の元部長は今、手に入れた鋼のメンタルで、夢に向かっています。

あの時私のことをバカにした、ハブった人達を見返す。

影で私の悪口をいってきた後輩を見返す。強くなったものです。


もしあなたが同じような境遇にいたら、なったら、私の話を思い出してください。

私は、見返してやるの一心で何とかやりきりました。

ですが、逃げることも大切です。

私は体を犠牲になんとか精神を保ちましたが、それは良い方法とはいえません。

やめちゃっても、いいんですよ。


そして、同じような境遇にあってる人を見たら、相談にのってあげてほしい。

話を聞いてもらうだけでも、だいぶちがうんです。

心許せる存在がいるだけで、流さなくていい涙は減るから。



ここまで読んでくれてありがとうございます( . .)"

語彙力の無い文章ですが許してください……