結婚すれば男は変わるのか？問題について切り込んでみた。
適当なことを言う
恋愛カウンセラーたち。
今回は、よく議題に上る「結婚すれば男性は変わるのか？問題」についてお話しします。
恋愛カウンセラーや婚活アドバイザーの中には、「結婚すれば男は変わる」と言っている人が一定数います。
中には、「女性が自立すれば男は誠実になる」と主張する人もいますね。
はっきり言いますが、このような考えを鵜呑みにしないでください。
極限まで言い方を悪くすれば、戯言以外の何ものでもありません。
なぜなら、もし結婚しただけで男性が変わるなら、この世は誠実な男性であふれ返っているはずです。
世の既婚男性を
見れば分かること。
実際に起こっていることをよく見てください。
世の中には、結婚したら駄目な男性が家庭を持ち、家族がいるのにほかの女性にうつつを抜かし、裏では「なんであんな人が結婚してるの！？」と驚かれるような男性がたくさんいるのです。
現実は、結婚しても子どもが生まれても、ほとんどの男性は何も変わりません。
元々がろくでもない人だったら、結婚後にもっと酷くなるのがデフォルトです。
なぜなら結婚って、家族のために自我を捨てないといけない場面が多々あるからです。
今までわがまま放題に生きてきた人ほど、その抑圧に耐えきれなくなるから、反動が来て酷くなるんですよね。
交際中に、彼女のために自我を捨てられなかった男性が、結婚後に変わるわけがないということです。
「所帯を持ってこそ男は一人前」なんて言われていた時代がありましたが、一人前どころか、結婚しても超ポンコツな男性の方が多いのが現実というわけです。
たとえば出産に関しては、男性が何ヶ月も身重の身体を体験して、お腹を痛めて産むわけじゃないですよね。
赤ちゃんが生まれても、自分の子どもである実感を抱けない男性のケースは、実際多くあります。
もちろん、例外として結婚後に良い変化を見せる男性もいますが、それは非常に稀です。
でもこれは激レア中の激レアケースなので、「自分のパートナーもそうなるかも」と期待するのはやめた方がいいでしょう。
ろくでもない男が本気で
女性に惚れたらどうなる？
それから、ろくでもない男との関係が終わり、その男性が誰かを本気で好きになったというケースがよくあります。
「こういう男性でもその女性のためにちゃんと向き合うようになるんでしょうか？」と聞かれることがかなりあるんですよ。
とくにYoutubeでよくコメントが来ます。
その度に僕は、「ろくでもない男とその彼女が不幸になる理由」のURLを貼って返しているのですが、誰かを本気で好きになったぐらいで、何十年も培った人間性が変わるわけがないんですよ。
それぐらいで、ろくでもない男性が向き合ってくれるようになるなら、この世はまともな男性だらけになります。
なぜかと言うと、「人を愛する能力」と、「愛した人を幸せにする能力」はまったく別物だからです。
前者は「人を好きになる能力」で、後者は「嘘偽りなく真摯に相手に向き合って歩み寄る能力」になります。
つまり、誰かを本気で好きになったからと言って、愛した人を幸せにできる能力が、自動的に身につくわけじゃないんですよね。
なぜその能力が身につかないのか、詳しく内容を知りたい方は、下記動画をご覧いただけると幸いです。
【参考動画】
「 愛してる」という言葉の
本当の意味とは？
それに、「愛してる＝覚悟しています」という意味なんですよ。
たとえ恋愛感情がなくなったとしても、その人を愛しぬくというのが、愛してるという意味なんです。
恋愛感情って性欲が大半を占めてるから、誰かを本気で好きになったぐらいで、人がまともになるわけがないのです。
要は、性欲で人がまともになるわけがないんですよね。
【恋愛感情の仕組みはこちら】
なので、誰かを本気で好きになって、それでまともになろうとする人がいるのは、その人が元々まともだったというだけの話なのです。
クズなのに子煩悩。
はたしてその正体とは？
ちなみに、クズなのに家に帰れば子煩悩みたいな男性も、中にはいます。
大体これは、良いところ取りをしているだけなんですよね。
つまり、育児や子育ての大変で面倒な部分をほとんど奥さんに任せて、自分は子どもの可愛いところだけを持っていくみたいな感じです。
それで本人はイクメン気取りなわけですから、奥さんである女性からすると、腸が煮えくり返ってるなんてことは珍しくないんですよね。
ですから、子供を可愛がっているからといって、「本当は良い人なのでは？」と安易に結びつけるのはやめましょう。
以上になりますが、今現在お付き合いしている人がいて、「この人も結婚すればまともになってくれるかも…？」と期待している女性がいらっしゃるのであれば、その期待はあっさりと打ち砕かれると思った方がいいでしょう。
残酷ですが、人はそんな簡単に変わらないし、ろくでもない男性になるほど、その難易度は飛躍的に上がります。
それに、本当にその人に変わってほしいのであれば、ガンガンに口を挟んでいかないと無理だと思った方がいいです。
もちろん、疎ましがられるし、喧嘩になるときだってあるし、逆ギレされることだってあります。
でも、本人に変わるつもりがないのであればそうするしか方法がないし、口を挟んだところで、変わるかどうかは相手次第になります。
間違いなく言えるのは、相手の自主性だけに任せて変わることを期待しても、それは無理な話だと思った方がいいでしょう。
なので、結婚する前に「本当にこの人でいいのか？」とよく考えてから決めてください。
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