誰も教えてくれない!恋愛感情の仕組みを一挙公開!
なぜ恋愛は難しいのか?
その一番の理由。
恋愛で一番難しいのは、運要素が非常に強いところなんですよ。
なぜなら、恋愛感情は本能なので、何かをすれば好きになってもらえるわけではなく、また何かをされたからと言って、相手のことを好きになるわけでもないからです。
つまり、誰のことを好きになるかは自分でも分からないし、好きになった相手もまったく同じことが言えます。
そのため、「この人のことを好きになれたらどんなに楽か」と思う異性のことを全然好きになれなかったり、どうしても振り向いてほしいと思う異性に振り向いてもらえなかったりする現象が、起きるわけです。
では、巷にあふれる恋愛指南を実践すれば、恋愛成就率は上がるのでしょうか?
残念ながら、上がらないことが多いのです。
世の中に広まっている恋愛指南のほとんどは、実際にはあまり役に立たず、残酷な現実として、タイプではない人からどんなことをされても響かないからです。
男性は女性の見た目に厳しいと言いますが、それは女性も同じです。
さもなければ、「イケメンに限る」というネットスラングが流行ることはなかったでしょう。
多くの恋愛指南は、そもそもの前提として、タイプの異性や「いいな」と思っている人にされて初めて効果を発揮します。
つまり、相手から異性として認識されていない人が、巷にあふれる恋愛指南を実践しても、ほとんど成果は上がらないということです。
誰かと相思相愛になるのは
かなりの無理ゲーである。
では、どうすれば恋愛成就率が上がるのでしょうか?
その答えがないからこそ、恋愛は難しいと言われるのです。
恋愛が運要素が強すぎると言われるのもそのためであり、その事実を知っている人は、たとえ恋愛強者であっても「誰かと相思相愛になるなんて、なかなかの無理ゲーだ」と感じています。
恋愛成就率が高い人でも、このように思っているわけです。
恋愛の悩みで一番多いのは、「どうやったら相手が好きになってくれるのか」ということだと思います。
正解がないこの大きな問題に対する答えが誰にも出せないからこそ、人はみな恋に悩んでしまうのです。
恋愛感情の知られざる
成り立ち。
僕の著書『本当の彼氏のつくりかた』では、「恋愛感情は性欲とないものねだりの掛け合わせである」とお話しました。
【本当の彼氏のつくりかた・詳細】
中には「恋愛感情ってほぼ性欲9割じゃない?」と言う人もいるくらいなので、僕もそれは間違っていないと思います。
ちなみに、性欲とは単に下半身事情を指すわけではなく、顔が好き、匂いが好き、雰囲気が好き、声が好きといった感覚もすべて性欲に分類されます。
つまり、性欲で惹かれて、気づいたら相手のことを好きになっているのが恋愛感情ということです。
先ほど恋愛感情は本能だとお話しましたが、実は食欲とよく似ているんですよね。
どういうことか、詳しく解説させていただきます。
恋愛感情は食欲とよく似ている。
僕たちが、どんな食べ物を美味しそうと思うか、好物なのかは、もちろん人それぞれ違います。
たとえば、ここに醤油ラーメンが大好物な人がいるとします。
この人は醤油ベースのラーメンを見たら美味しそうと思うんですよ。
これを恋愛に置き換えると、「あの子いいな」と思っている状態に該当します。
その中でも、「これ絶対うまいやつ!」「2~3時間なら余裕で並べる!」という醤油ラーメンに出会ったとしましょう。
それが恋愛の場合だと、「ドンピシャでタイプ」ということになります。
しかし、この人がいくら醤油ラーメンが好きでも、何でもいいわけではありません。
中には「醤油ベースだけどなんか違う」と思うラーメンもあるわけです。
これを恋愛に置き換えると、「あの子なんか違うな」と思う状態になります。
また、最初は良いと思ったけれど、実際に蓋を開けてみたら「なんか違った」というケースもよくあります。
こうした点でも、恋愛感情と食欲は似ているんですよね。
好きになる異性が
“まともな人”とは限らない。
そして、僕たちが美味しそうと思うものは、必ずしも高級食材や、健康に良さそうなものばかりではありません。
なぜなら、「こんなの食べたら絶対太る」「こんなの食べ続けたら身体に悪そう」と思うジャンクフードも、美味しそうと思うことがあるからです。
これを恋愛に置き換えると、「好きになってはいけない人を好きになってしまった」という状態になります。
たとえばそれは、既婚者だったり、無理めな相手だったり、いわゆるクズ男だったり。
女性がろくでもない男性のことを好きになって、「なんであんな人のことを好きになったんだろう…?」と思うことはよく聞く話です。
しかし、食欲と同じで、誰を好きになるかは本能で決まるので、一度芽生えた恋心を止めることはできないのです。
恋愛感情が芽生えるのは
“ビジュアルありき”である。
さらに、食欲というのは「〇〇だから美味しそう」といった理由で湧くものではありません。
たとえば、食品や料理を見せられずに、
「A5ランクの神戸牛」
「ミシュランシェフが調理した○○」
「佐藤さん家で採れた新鮮野菜」
といった情報だけがあっても、ビジュアルがない状態では美味しそうとは思いません。
ビジュアルから入って「これは美味しそう!」と思い、その後に理由が付くからこそ、「だったら食べてみたい」となるのです。
したがって、視覚情報がない状態で「A5ランクの神戸牛」という情報だけが入ってきても、食べたいとは思わないのです。
つまり、○○産だとか、どこの部位だとか、どれだけ手間暇かかっているかといった理由は、直接的に食欲には結びつかないんですよね。
これを恋愛に置き換えると、どれだけ相手に価値を感じてもらえるか、どんな接し方をするかなど、見た目以外の部分に特化したところで、そもそも「いいな」と思われていなければ、何も響かないのです。
ルックスや雰囲気を見て「いいな」と思う異性と共に時間を過ごす中で、価値や優しさを感じたり、安心感を覚えたりするから、一緒にいたいと思えるわけです。
そのため、世の中に出ている恋愛指南のほとんどは、後付けの理由や動機ばかりに特化しようとしていて、「いいな」と思われるためのスタートラインの話を完全に無視しています。
一時期流行った小悪魔テクニックや、今流行りの「沼らせ系」の恋愛指南がまさにそれです。
とはいえ、平成の「毒婦」と呼ばれた木嶋佳苗は、後付けの理由や動機を先に持ってきて、一部の男性に非常にモテた女性でもあります。
彼女の犯した犯罪行為は決して許されるものではありませんが、モテる部分だけを見れば、かなりのやり手だと言えるでしょう。
木嶋については、下記動画で詳しく解説していますので、ご興味があればご覧いただけると幸いです。
一つ言えるのは、彼女がターゲットにしたのは、いわゆる“恋愛弱者”や“弱者男性”と呼ばれる人たちであり、中には高齢者もいたそうです。
なので、いいなと思う男性を狙って落としたのではなく、「お金を援助してくれそうなだましやすい男性」をターゲットにしていたのを、忘れてはいけません。
「この人を逃したら
もういい人が現れない」
そんなわけない。
また、「彼と離れたらもう好きになる人が現れない」と思い込んでいる女性がいますが、絶対にそんなことはありません。
アセクシャルの人でない限り、一度でも誰かを好きになったことがあるなら、また違う誰かを好きになることは必ずあります。
「もう好きになる人が現れない」というのは、「このお店でしかもうご飯を食べられない」と言っているのと同じです。
そんなわけあるかいなという話です。
それに、食欲に関しても、「昔は肉が大好きだったけど今は魚が好き」といったように好みが変わることがあります。
異性の好みも、基本的にはその都度変わっていきます。
若いときから異性の好みがまったく変わっていない人も中にはいますが、本人が気づいていないだけで、何かしらの変化が伴っていることがほとんどです。
つまり、どれだけ素敵な異性と別れることがあっても、いずれまた同じくらい好きになれる人が現れるのです。
恋愛感情に発展するために
絶対外せないこと。
以上になりますが、相手に恋愛感情を感じてもらうためには、どれだけ性的魅力を感じてもらえるかに凝縮されていると言っても過言ではありません。
繰り返しになりますが、何かを相手にして好きになってもらえるわけではないんですよ。
対男性に限って言えば、癒しを与えても胃袋を掴んでも、落ちることはありません。
誰かに料理を食べてもらうためには、まず「美味しそう」と思ってもらえることが重要。
つまり、相手のタイプに該当していないと恋愛感情には発展しないのです。
ただ、タイプでなくても色気を感じてもらうことができれば、性的魅力を感じてもらうことはできます。
そのため、恋愛や男性心理を学ぶより何倍も、色気の出し方を研究した方が、モテ幅は広がるのではないでしょうか。
ただし、いくらモテ幅が広がっても、信頼関係を築く能力まで高まるわけではないので、どうかその点は忘れないでください。
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