seven of nineのはなし
ースタートレック:ヴォイジャーー
2020年にCBS All AccsessにてSFドラマ「スタートレック:ピカード」が放送されることが決定した。
2002年の映画「ネメシス/S.T.X」の20年後という設定らしい。
日本ではAmazon Primeで配信される予定だ。
生まれて34年、スタートレックの話ができた人はたった3人(父含む)だ。
「アメリカのドラマとか観る?」と聞かれた時でも、「なにそれ、スターウォーズとは別?」と言われる為、ほぼほぼ話題にしない。
スタートレックシリーズの中のひとつ「スタートレック:ヴォイジャー」は私がハマったアメリカドラマのひとつだ(あとはビックバンセオリー)。
きっかけは父だった。
父は宇宙が好きな人だ。
元気なくせに、自分が死んだら宇宙に散骨してほしいと遠くを見て言う。
私が高校生の頃、学校から帰宅してちょうど一息ついた時間にCS放送で
スタートレック:ヴォイジャーの再放送をしていて、父が観ていた。
自分の部屋にテレビが無かったので、なんとなく一緒に観ていたが、見事にハマってしまった。
おおまかなあらすじは、任務中にはるか遠くのデルタ宇宙域まで飛ばされた宇宙艦ヴォイジャーが、地球へ帰るまでの長い旅路を描いたドラマだ。
私が思うヴォイジャーの魅力は、なんといっても個性豊かなクルーたちだ。
スタートレックシリーズで唯一の女性艦長:キャスリン・ジェインウェイ。
ネイティブアメリカンのシブい副長:チャコティ。
オペレーターでアジア人のハリー・キム、女好きでチャラいトム・パリス。
スタートレックでお馴染み、好戦的なクリンゴンや「長寿と繁栄を」のバルカン人などの異星の種族たちや医療用ホログラムのドクターなど、とにかくみんなクセが強い。
その中で、私が一番好きなクルーがセブン・オブ・ナインだ。
元は人間の少女だが機械生命体ボーグに取り込まれ、そのまま大人になり、ヴォイジャーの旅の中でボーグと戦った後、ヴォイジャーのクルーになる。
機械人間から切り離されスーパーナイスボディのブロンド美女の姿に戻り、ヴォイジャーのクルーとして活動していくのだが、機械生命体として過ごした時間が長かったため、協調性や思いやりがなく、他のクルーとトラブルを起こしてしまう。
クルーたちからクレームが出ても、キャスリンジェインウェイ艦長がボスとして、仲間として、時には母として根気強く関わっていくことで、セブンの内面も段々と変化していく。
そして他のクルーもセブンの変化を認め、仲間として認めるようになる。
セブンが任務以外の時間で、人の文化を学ぶため歌を歌ったり、艦内のホログラムデッキ(妄想部屋)で社交場に出かけたり、オシャレしてみたり…
セブンが成長し、変わっていく姿が私は毎回とても楽しみだった。
そして、冒頭で言った2020年放送予定の「スタートレック:ピカード」の話に戻るが、なんとセブンも登場すると発表されたのだ!!
これはかなり胸熱である。
TOKYOオリンピックどろこではない。
ピカード艦長のシリーズはほとんど見ていないが、セブンが登場するだけで観る価値がある。
来年、セブンに逢えるのが今から楽しみで待ちきれない。
セブンを観るまでは絶対死ねない。
宇宙ロマンやSFが好きな方は、NETFLIXやAmazonでスタートレックシリーズを観てみて欲しい。
男性なら王道のカーク船長のシリーズ(クジラの話がオススメ)や、人気のピカード船長。
女性なら是非、ヴォイジャーシリーズ。
スタートレックには夢と希望、ヒューマンドラマ、冒険、ファンタジーが詰まっている。
私も来年の放送に向けて、スタートレックシリーズを見直そう。
ヴォイジャーのクルーになって、みんなと地球を目指す旅の始まりだ。
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