私は不妊症?①
ー初めてのレディースクリニックー
数年間に及ぶ妊活を記録に残していこうと思い立ちました。
こんな人もいるんだな、と軽い気持ちで思って読んでもらえたら幸栄です。
現在私は30代半ば。
夫とは交際5年目で入籍し、今年で結婚9年になる。
結婚したのは20代後半。
当時は交替勤務で仕事中心の私と、出張の多い夫。
お互いひとりの時間がある生活が、私たちには合っていたようで、
すれ違いの生活からケンカになることはなく、仲も良かった。
結婚したら1,2年後には妊娠するだろう、という安易な考えで、
基礎体温やタイミングを狙うことは特にしていなかったが、夫婦生活は普通にあった(と思う)。
30歳の誕生日。ちょうど休みだった。
30歳、できる大人は自分の健康管理ができるということだろう、
軽い気持ちで近所のレディースクリニックを訪れた。
問診表の「気になる症状」欄に、毎月毎月悩まされていた「生理痛がひどい」「経血の量が多い」とチェックしていった時に、「不妊」があった。
毎月決まって生理が来るたびに、頭の片隅にあった言葉だ。
「不妊」にもチェックを入れ、看護師さんに問診表を渡した。
血液検査や問診を終え、内診台に上がった。
すると医師が
「あーー、筋腫が何個かありますね。」
と言った。
その時の気持ちはショックというより、生理痛や量の原因がわかって
スッキリした気持ちだった。
内診後、医師から
「筋腫は数個ありますが、そこまで大きくないし、妊活を進めながら同時に筋腫の様子も見ていきましょう。」と言われた。
筋腫に対しての漢方が処方され、基礎体温を測定しタイミングを取るように
指導され、クリニックを後にした。
誕生日記念の軽い気持ちで来たクリニックだが、治療するぞ‼
みたいな雰囲気になって、正直戸惑ったのを覚えているが、
間違いなくこの日から私の妊活+筋腫との闘いが始まった。
筋腫とわかったからには、治療していくしかないし、
毎月悩まされた生理痛や量が軽くなっていくなら、いいことだ。
しかし、基礎体温とタイミング……これは本格的になったぞ…
と、やや困惑していた。
なぜなら、夫とは子どもについて真面目に話したことがなかったからだ。
困った…夫の反応がまったく見えない……
この「夫に関するモヤモヤ」が、今後私の悩みの種になるのだ。
次回、「夫の気持ち」をお楽しみに。