部屋に落ちてた福祉の資料を読んでまとめ
これは数か月前に行ってきた情報交換会の資料だ。
福祉に関しての情報交換会だったので私はてっきり介護などの老人福祉に関してかと思って参加したらむしろ児童福祉に関しての方がメインだったので驚いたのを覚えている。
資料をザっと書き出す。
生活困窮者支援に対する課題
・就労活動に関すること
・住居に関すること
・移動に関すること
・外国人への対応
・食糧支援に関すること
・その他
とある。
就活に関することで問題になっているのはスマホを持っていない、スーツを買えない人がいると書かれている。正直そんなのあり得るのかと思うような人が世の中にはいるのだろう。スーツは青山で2万円、スマホは月々数千円。確かに困窮者というくらいなのでパッと出せる金額ではない。働くために働かなくてはならない状況というのもあり得るのかと思ったが飲食店とかコンビニのように学生が好んで働くバイトであればスーツ持っていく必要もないし、今ではコンビニでたむろしている人を見かけなくなったがコンビニの無料wifiでメール受信すれば何とかなるのではと思ってしまう。
こういう極端な解決策を言ってしまうのは当人に寄り添えていなくて福祉には向いていないんだろう。
他にも住み込みの従業員で解雇されて家無しとか自動車がなくて働きに行けないとか日本語が喋れなくて求人がないとかそれの支援とか言い出したら割と限界があるのではという内容が課題に挙がっており、ある意味で一般的に想定されうる課題は既に解決しているのかもしれない。
その後に子ども食堂などの話題もあった。
こども食堂やフードバンクなどは私でも理解しうる問題だった。
何故なら現代においてこどもは基本的に働けないからである。学校教育が始まったころから子供という概念が生まれたみたいなことをアリエスが書いていたような気がする。今ではメルカリで出品やブックオフで買い取りすら子供では出来ないだろう。
あるいは別の側面もあるのかもしれない。さきに書いたように昔は何故かコンビニの前に小中学生がたむろしていた。
そのグループの一員ではなかったから分からなかったが家庭に居場所がない人たちは今も昔もいるのだろう。子ども食堂は食堂というだけあって食べ物や貧困と結びつくような感じがあるがもしかしたらコミュニティという側面があるのかもしれない。割と興味深いなと思っている。
こども食堂の問題点は
・ボランティア不足
・運営資金の確保
・スタッフの高齢化
・物品の運搬
・会場設営
・情報の周知
とあげられていたが
もしかしたら引き出物の海苔やら醤油やらが余ったときに持っていくのでもいいのかもしれない。賞味期限を過ぎる前に使ってくれる人を探すのがフードロス問題に発展しSDGsがどうのまでいければいいなと思ったりもする。というか地域課題の解決を優先せずに屋根の上に太陽光乗せるとかレジ袋有料とかになるのは同じSDGsだとしてもちょっと違うんじゃねと思うんですよね
こどもの問題といえば最近ヤングケアラーとか聞くようになったが
私の知り合いも親が脳の機能障害で目が離せない状態だったりするので休日も家にいないといけないなどそこまでヤングでもなくても家に居場所があっても様々な形で大変な家庭やこどもは多くあるなと感じる今日この頃。
解決するのは難しいけど一助にはなれればいいなと思い、葬式の引き出物貯めてこども食堂に寄付でもしようかなと思った。