今どきの若いやつは打たれ弱い
連休最終日になってようやく人から借りた本を読み出す。2,3週間前に借りていたやつだ。2週間前ということにしておこう。気を楽にしたい。
「連休で読んだよありがとう」といって返すつもりだったが、今朝の通勤カバンに借りたエッセイは入っていなかった。読み終えられなかったのだ。スマホ→タブレット→エッセイ→Switchのサーキットトレーニングで忙しかったから仕方ない。予定がなくたって家にいたって忙しくはできるのだ。
借りたエッセイの中で、利き手じゃない左手を何気なしに使えた自分に進化を感じたというエピソードがあった。努力して得たものではなく何気なくできるようになってはじめて進化なのだと。
「今どきの若いやつは打たれ弱い。怒られ慣れてないからだ」
怒られ慣れた人が大人になったのだから、怒り慣れた大人として、怒られ慣れた子どもを育てればよかったのに。怒りに怒って打たれ強くしてあげればよかったのに。
打たれ弱くなったのが本当だとして、若者は努力して打たれ弱くなったわけではないだろう。ということはだ、打たれ弱くなったのも進化と言えるだろうか。
打たれ弱い方が適応的だから、打たれ弱くなった。としたら面白い。
スキル:戦略的打たれ弱さ
効果:「今どきの若いやつは打たれ弱い」とか言う人と距離を置ける
夕方のニュースのインタビューで、オードリー・タンが「世代間で団結しよう」と言っていた。
いちいち今どきの若者論に腹を立てちゃならんのだろうな。でもそれには努力が必要だ。
私の進化はまだまだ先らしい。
(どみの)
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