![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56355857/rectangle_large_type_2_348a81fda37df2088229f6e26841b849.jpeg?width=1200)
変わることを歓迎したリーダーのいる組織は強い
昨日はちょっぴり特別な日だった。
私が応援しているアイドルグループの新メンバーが発表される日だったのだ。
帰ってYouTubeの発表動画を観て以来、わくわくが止まらない。新メンバーについてはほとんど何も知らないけれど、新加入によってグループがもっと良くなるという確信がある。
今でこそ新メンバーを大歓迎する立場だが、はじめからそうだったわけではない。
アイドルグループにはメンバー固定制のグループとメンバー入れ替え制のグループとがある。多くの女性グループの場合、メンバー入れ替え制をとっている。
だが、グループが結成された段階ではそのグループが固定制なのか入れ替え制なのかはわからない。テコ入れが必要になれば増員するし、人気が出ていればその必要はないし……ということで、状況によって変わる。
私が応援しているグループも、結成から数年は少数精鋭のハイレベルグループ的な売り方をしていた(ように見えた)し、創立メンバーも「ずっとこのメンバーでいたい」と言っていたので、メンバー固定でいくのでは?と思っていた。
しかし、結成から4年が経ったとき、増員が行われた。
当時のネットのリアクションはひどいもので、特にその批判は新メンバーに向けられていた。
オリジナルメンバーたちも増員はかなり複雑だったはずだ。なんせ増員されないように「このメンバーでいたい」とあえて明言していたぐらいなのだから。
そんな雰囲気の中で、増員を喜ばしいものに変えたのが、当時のリーダーだ。
新メンバーとの初顔合わせでは、入室してきた新メンバーに対して誰よりも早く喜びの表情を見せ、「あなたのことを待っていました」という歓迎を全身で表していた。
その後もリーダーは過剰なぐらい新人2人をかわいがり、あなたが加入してくれて良かったと態度で伝え続けていた。
それから更に数年が経過した今。
初代のリーダーはすでに卒業し、増員も今回でなんと5回目を迎えた。ネットで新メンバーに対する批判を見ることもなくなった。
もうみんなわかっているのだ。変わることは良くなることだと。
今の新メンバー歓迎ムードは、初代リーダーの貢献なしには存在しなかっただろう。いわゆるリーダー像に当てはまるようなリーダーシップの強いタイプではなかったけれど、それでも彼女は偉大なリーダーだった。
これからのグループの変化も楽しみだ。
ということで、真面目な組織論に見せかけたアイドル話でした。
(どみの)
いいなと思ったら応援しよう!
![はもん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42721820/profile_a3af625d58eaa1715357f7413e931605.png?width=600&crop=1:1,smart)