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「大丈夫?」への対処法

今日も仕事のねねっちのため、アンサーソング的なノリでアンサー記事を書いてみよう。

本当は大丈夫ではないのに大丈夫と答えてしまうんです、との話は新入社員の振り返りでも出ていた話題だ。声を掛けられる側、掛ける側の双方がどんなことに気を付ければいいか考えてみよう。

■「大丈夫?」に何と答えるか

「大丈夫?」と聞かれると「大丈夫です」と答えたくなる。それはその通りである。しかし、仕事において上の立場の人から聞かれる大丈夫?には含みがあると心得ておかなければならない。大抵の場合、「大丈夫?」は「状況を説明してほしい」とか「何かあるなら今のうちにいってくれ」という意味である。要するに、「大丈夫に見えないんだけど、この後リカバリーできんの?」と言いたいのだ(極端な表現だけど)。

ちょっと責められてる感じがして「大丈夫です」と答えてしまいたくなるが、それでは相手の期待に沿う回答にはなっていない。相手は暗に「状況を説明してほしい」と言っているのだから、「はい。現状ここまで進んでいるのですが、ここで止まっています。ですが〇〇さんに対応を依頼中ですので本日中には完了する見込みです」と進捗を伝えるのが模範解答である。

大丈夫?と聞かれるときは余裕がないときであろうから、もう少し簡単に「あと15分あればいけます」「少しここ手伝っていただけますか?」と答えるのもいいだろう。大丈夫ですと答えるにしても、その根拠を一言添えるだけで上の人の安心感は段違いだ。

■「大丈夫?」をどう言い換えるか

声を掛ける側としては、できるだけ「大丈夫?」を使わないようにしたい。大丈夫?と声を掛けたくなるぐらいなんだから、「大丈夫です」と答えられたところで「ならいいんだけど…」と消化不良に陥るのがオチだ。とはいえ便利な言葉だから使ってしまう。とっさに代わりの言葉も出てこない。だったら予め別の言葉を考えておこうではないか。

何か手伝おうか?→「大丈夫?」よりはましだけどこれも大丈夫ですと返されそうではある。
状況説明してもらえる?→これが真意の場合は大丈夫?のオブラートに包まずストレートに伝えた方がよさそう。
余裕何%?→ちょっと変な質問だが、大丈夫ですと答えがちな人も余裕のなさを素直に表現しやすい。
どこが不安(ネック)?→大丈夫じゃなさそうに見えるということは、何か不安や課題があるはずだ。あるかないかではなく、初手からどこが不安か聞くと答える方も言いやすい。

書いていてわかった。YesかNoで答えるクローズドクエスチョンにはYesで答えてしまいたくなる。だから大丈夫かどうかを気にするときは、いろんな表現があるにせよオープンクエスチョンを使った方がよさそうだ。


なんかもうめんどくさくなってきた。これだから人間とのコミュニケーションは嫌なんだ!!と社交嫌いが出てきたところで本日はこの辺で。

(どみの)

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