汚れ王 ドブグマ ハミル
ハミル「俺たちって汚れてるよな」
ユメシャ「あゝ、キレイではないな」
ハミル「俺なんてドブグマって呼ばれてるんだ」
ユメシャ「お前はかっこいいよ,付き合わせてゴメンな」
ハミル「もう仕方ないだろ」
ユメシャ「安心しろよ、俺はドブ人間だから」
ハミル「ありがとう」
ユメシャ「ありがとう,ハミル」
ハミル「いつか、俺たちも美しくなれるかな」
ユメシャ「きっとなれるさ,信じるしかないだろ」
ハミル「ドブグマとドブ人間か」
ユメシャ「ハッハッハ,俺たちにはお似合いさ」
ハミル「汚れ道の方が気楽でいいさ」
ユメシャ「ありがとう,ハミル,俺は間違ってたかもしれない」
ハミル「なにがだよ」
ユメシャ「お前の姿,そのほうがカッコいいとかさ」
ハミル「もう仕方ないだろ」
ユメシャ「いつか戻ろうな,かわいいハミルに」
ハミル「ふん,なるようになるさ」
ユメシャ「付き合わせてゴメンな,でももう少しだけ。ドブ道に付き合ってくれよ」
ハミル「進むしかないだろ」
ユメシャ「あゝ,そうなんだよ,進むしかない」
ハミル「光なんか暗闇からしか見えないんだぜ」
ユメシャ「たまにはいいこと言うじゃねーか,クマのくせに」
ハミル「一言多いんだよな」
ユメシャ「カッコいいよ,お前」
ハミル「ふん」
ユメシャ「お前のおかげでここまで来れたよ,ありがとう」
ハミル「なにも始まってないだろ」
ユメシャ「そうだな」
ハミル「甘えるんじゃないぞ」
ユメシャ「ハイ」
ハミル「いつか連れて行ってくれよ,最高の場所へ・・・・・・・・・・・・
汚れたままでいいから・・・