「推し活」の真髄は感謝と恩返しなのかも【オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム】
仕事関係のひとに「趣味あるんですか〜」と聞かれて、「あ、サウナですかね」と答えると、どうも意識高い系のひとみたいになっちゃって、どうしたもんかと悩んでいる、フリーランスライターのはせがわです。
そんなわたしが、サウナ以外にずっと夢中になっているもの。それは、オードリーのオールナイトニッポンである。
かれこれ5年ほど聴いていて、毎週日曜の朝は、ラジオを聴きながらブライダルの現場(複業)に向かうのがわたしの楽しみでもある。
古参リスナーに比べたら全然歴の浅いわたしだが、2024年2月18日に東京ドームで開催された「オードリーのオールナイトニッポンイン東京ドーム」に、運良く参戦することができた。
誘えるひともいないしひとり参戦だったけど、オードリーが客席近くに来たときには、恥ずかしげもなくめちゃくちゃ手を振ったし、トークを聴いている間は普通に声を出して笑っていた。
周りは、友人同士とか、カップルとか、ご夫婦っぽい方々が思いのほか多くて、姉か弟を誘うべきだったなとあとで後悔したことは置いておくけど。
わたしには、すきなアーティストやアイドルがいない。これまで特定の誰かに夢中になった経験がないのだ。ライブに参加したのは人生で2回だけ。
そんなわたしが、今回オードリーのラジオイベントに参加して、過去のライブで感じることのなかったあたらしい感情を手に入れた。
それは、「推し活ってこういうことなのか!!」というものである。
推し活はすごい。
お金と時間をかけてグッズを購入するのは、その場を全力で楽しむためでもあるし「いつもありがとう!!元気もらってるぜ!!!」と、推し相手に伝えることだし、
どうにかしてチケットを獲得するのは、推し相手と同じ時間を共有して「いつもありがとう!!!あんた最高だぜ!!!」と、全身全霊で伝えたいからである。
つまり推し活とは、感謝と恩返しなのだ。
オードリーのライブで、推し活を楽しむひとの気持ちがはじめて心底理解できた気がした。
オープンにではなく、わたしはひっそりとこれからも推し活を続けていく。
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