”自信”を手放す
今日もごきげんよう♪MAIです^^
「自信がなくて動けない」
よくありました。
その昔にあったちょっと甘酸っぱいお蕎麦の話を(笑)
学生時代、ある中国人留学生の男の子に恋をしていました。話がおもしろく、好奇心旺盛、読書家で勉強熱心、太陽みたいな人で、でもとっても繊細。その人の話をずっと聴いているのが好きでした。
こっそり中国語の勉強をはじめてみたり。
未だに「お饅頭一つください」だけは中国語で話すことができます(笑)
当時、私は自分に自信がほぼなく、ふっ!って吹けば、たんぽぽの綿毛みたいにどっかに散ってしまうぐらいだったので、自分からアプローチなんてまったくできません。
私に好かれても困るだろうなぁ、って思っていました。
そんな感じでしたから、進展することもなく、ただただ時間が過ぎていき、彼が帰国する日がやってきたのです。
もう一生逢えないかもしれない、最後のチャンス。自分の気持ちはあるけど、伝えることに躊躇してしまう。やっぱり私ではダメだと思ってしまう。
そんな気持ちで、空港に大学の先生と二人でお見送りへ。その先生は私の気持ちを知っていたので、最後の最後まで、気持ちを伝えろ!と応援してくださっていましたが、勇気がでてこず、笑顔で見送ることしかできませんでした。
ゲートの向こうへ彼が消えた瞬間に、涙がとまらなくなっていました。先生に「バカだなぁ」って言われながら、お蕎麦をご馳走になったのですが、鼻水の味しかしませんでした(笑)甘酸っぱいお蕎麦です。
そして、後日、残ったのは強烈な後悔です。
自信がなくて動かない、という選択は、後悔をもって自分のところに返ってきました。
自信がなくて行動しなかった期間、自分の大切な気持ちをないがしろにして、むしろ自分を雑に扱っていたな、と反省しています。
本当は話しかけたい・・・でも、私に話しかけられて迷惑ではないだろうか。
本当は挑戦したい・・・でも、この年で遅いだろうし、私が挑戦してもうまくいかないだろうな。
本当は会社辞めたい・・・でも、まだ私にはスキルが足りないし、まだ早い。もっと勉強してエネルギー満タンになるまで待とう。
言い訳ってクリエイティブです。いくらでも生成できます。でも着々と人生を消費しています。
思うに、自信があって行動できてるなと思える人たちは、”自信のあるなし”、や、”自分がもってるかもってないか”という次元ではモノを捉えていないように思えます。
なんというか、周りの自信がありそうな方を思い出してみると・・・
自信よりも大切なことに集中すること、自信よりも成長した未来を追い続けること、自信よりも好きなことを見つけていくこと、に時間もお金もエネルギーも投資している、のではないでしょうか。
自信うんぬんの前に、「したい」が先にある。ので、素直にそれに従っている。
自信すら手放している。
そんな風に思います。
誰しも、自信100%を維持しつづけられている人ってきっと皆無です。どんな人でも落ち込むし、自信をなくすことだってあるのです。
でも、行動せずに、後悔する未来がくることを強烈に知っているので、行動しつづけている人たちなのかなと思えるのです。
行動できていない自分を責める必要はありません。その苦しさって、自分も含めて、幸せにしたい誰かがいるから、現状と理想のギャップに葛藤を感じて胸がいっぱいになっちゃうんですよね。
このギャップを埋め、自分は本当は育てがいがある人間だったんだ、と思えるようになるには、待っててもなかなか育ちません。
まずは自分が充填できているエネルギーの範囲内で行動してみる、それが自信のない自分を手放す近道なのかな、と思っています。
自信を手放して前へ進む、この感じがお気に入りです^^
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