見出し画像

制作費290円でipad mini スタンドを自作した話

☆注意☆今回制作にかかった費用が290円(税抜き)です。基本はただもらい、家にあるものの再利用なので、全部を一から揃えて作ろうとしたらもう少し費用はかかります。

久しぶりに友人とIKEAに行きました。金曜日の夜、人はまばらで、適度にソーシャルディタンスも守られ良い感じにディナーを楽しむことができました。IKEAのローストビーフ昔はもっとパサついていたような気がしたのですが、久しぶりに食べてみたら赤身がしっとりと柔らかく非常に美味しかったです。

画像1


食後の腹ごなしで店内を回っていると、友人がiPad プロに使える大き目サイズのモバイルスタンドを手にしました。一緒に買おうと勧めてきましたが丁重にお断りしました。私が持っているタブレットはiPad miniなので、サイズ感が合わない。というか以前↓を購入したので大体の使用感が予想できたのです。このタブレットスタンド、一見おしゃれなんですが、自分好みの角度に調整できなかったので不満が残り使うことなく箪笥の肥やしになっているんです。

画像2

 このスタンドに限らず、他社のモバイルスタンドも絶妙に気に入らなかったので、タブレットスタンドについてはあきらめていました。

しかし最近視力がガクンと落ちて、普段持ち歩きはスマホでよいけど、デスク作業の時はipad miniにすればいいのでは?と思い始めていたところだったので、この際自分好みのスタンドを自作してみることにしてみました。

モバイルスタンドが気に入らない最大の理由

 通常のモバイルスタンドは一辺が机に接した状態でタブレットを傾ける形になります。でもそうなると首の角度が下向きになりすぎて疲れやすいんです。私にとって丁度いい角度というのはデスクトップモニターと同じくらいの位置。つまり空中に浮いた状態がベストポジション。
 空中固定型のモバイルスタンドは安価な場合は長いアームでクリップを使って机に固定します。簡単に設置がしやすく、クリップさえ挟めれば場所を選ばない利点がありますが、アームパーツが不安定で画面をタッチするだけでゆらゆら揺れます。とても使いづらくストレスが溜まります。かといってアームを机にカッチリ固定して、タブレットを挟むPCデュアルモニターアームに似たタイプのスタンドは数千円と高価でうかつに手を出しにくい。使っていないモニタースタンドがあるのに、似たような場所を取るものを買うのも戸惑われて、そこでふとこの使わなくなったモニタースタンドの再利用案が浮かびました。

購入したのはクリップボードのみ

ipad mini スタンド 材料
・クリップボード(290円)AWESOME STOREで購入。
・使わなくなったモニターアーム
・端材の平板(3センチ幅)
・適当な四角い板(10センチくらい)
・ネジ4本
・水性木材塗料

使用する道具
・ハンマー
・のみ
・のこぎり
・木工ボンド
・定規
・カットスポンジ(塗装用)

近所の木材会社で無料の木材端材を配布しています。工場の入り口コーナーに置いてあり、気にいった木があったら自由に持ち帰りできるので、汎用性がある木材を見かけたら時々もらってきています。今回は3センチ幅の平板を二枚。四角い板はDIYの残り板です。

クリップボードをスタンドの土台にしてリメイクする

スタンド機能だけならボルトを締めても貫通しない程度の厚めの四角い板でできます。クリップボードをベースした理由はパソコン入力作業用のデータホルダーとして兼用する予定だからです。AWESOME STOREのクリップボードは安価でおしゃれなのでいつか機会があったら買おうと思ってました。


画像3

①平板をクリップボードの横幅に合わせて1本、9センチ×2本 にカットします。


画像4

9センチ板を中央を開ける形で両端揃えにして少し下にずらしてボンドで貼り付けます。板をずらして張り合わせることで、ipad miniが倒れないようにくぼみを作ります。中央は充電ケーブル差し込み口にするために隙間を作りました。
ひっくり返して板の端から出た木材をノミでカットして揃えます。

画像5

水性塗料をカットしたスポンジに含ませて、端材に塗り込みます。

画像6

クリップボード下部にボンドで板を固定します。

画像7

ボードに裏に補強材として正方形の板を張り付けます。
ここは取り外ししやすいように鬼目ナットに付け替え予定です。

画像8

完成。宙にあることでとても見やすいです。固定もしっかりできているからタップ後もピクリとも動かず安定しています。さすがモニターアーム。百均のスタンドってアームがふわふわして気持ち悪かったんですよね。

画像9



いいなと思ったら応援しよう!