ブランド別 20リットル~25リットル容量 バックパック比較
このnoteはフレデリックパッカーズ、THE NORTH FACE、コロンビア、グレゴリーくらいのメーカー知識しか無かった私が、バックパックを新調するに当たって調べた、アークテリクス、ミステリーランチ、マムート他アウトドアブランドの容量20~25リットル バックパックでタウンユースならこれを買えば間違い無い的なモデル一覧の記事です。
バックパック購入欲は
MOLESKINEのリュックで落ち着いた
はずだった……。
それまで私が使っていたのはフレデリックパッカーズの500デニールCORDURA NYLONデイパック。
引き手にレザーを取り入れた、見た目お洒落なバックパックだ。
でも使っていく内に徐々に貯まっていく不満ゲージ。
生地端の始末がしておらず糸くず大量生産、底板がないから物を入れたら伸びきって形が崩れるフニャフニャボディ。
この不満の反動で買ってしまったのがモレスキンのバックパックだ。
無駄をそぎ落としたスリムボディ。
これを背負えばどんなにモッサリしていても、お洒落な人になれそう!なんて素敵!とときめいて即決購入したんだけど、
見た時から不安な点が……
これ物が入るのか??
私の基本持ち物はこちら
財布、スマホ、キーホルダー、バッテリー・救急ばんそうこう・お守りなどが入ったポーチ、手帳
これ以上はもう減らせない精鋭軍団だ。
いくらなんでもこれくらいは入るだろうと
帰宅後いそいそと詰め替えてみたら
なんということでしょう。形が崩れた。
変な横シワが入るのだ。
このリュックを美しく、お洒落に背負いたいのなら『スマホと財布以外入れるな』だ。
そんな馬鹿な。
カフェに行くときに、キーボード、もしくはポメラを追加した日には、それサイズ絶対間違っていますよ。入れすぎですよ。
と、きっと道行く人は思っていたに違いない。
パンパンなのですよ。
駄目じゃん。
結論
トキメキだけで購入を決めては駄目だ
もっと慎重にならねば。
そもそも私がバックパックに求めている機能は
まだ買ってはいないけどHPのパラビオン13.3型ノートパソコンか、タブレット端末と外付けキーボードが入ること。
つまり容量が多いことが第一条件なのだ。
フレデリックパッカーズのリュックは容量19リットルなので、最低でもそれ以上は欲しい。
バックパック購入委員会が発足したのは2022年の夏頃
年末の帰省前には新調したいと考え、バック情報を集めることにした。
候補メーカー
コロンビア/キャッスルロック
友人が愛用しているこのリュックは機能性が良かった。彼女の旅のお供であり、カフェで仕事するときにもこのリュックで機材を持ち歩いている。
登山用品店『好日山荘』で即決して購入したコロンビアのキャッスルロックだ。
https://www.columbiasports.co.jp/shop/g/gPU8428010--OZS000
サイドポケットにペットボトルなどドリンクが入り、夏場は歩きながらスマートに取り出せる。使い勝手がとても良さそうだった。
山歩き用のリュックなので、荷物を詰め込んでも疲れにくいと絶賛していた。
しかし友人とお揃いになるのは恥ずかしいので、今回は見送ることに。
条件にペットボトルが入るサイドポケットを追加する。
ARC'TERYX アークテリクス/マンティス26
アークテリクスはカナダのアウトドアメーカー。バックパックの平均価格帯2万円~。
他のアウトドアブランドより価格帯が高めなブランドなので、背負っているだけでお洒落戦闘力が高そうに見えてしまう。
街でアークテリクスを背負った人を見かけるけど、頭の先からつま先まで、考えぬいたファッションしてる人が多かったからかな。
マンティス26リットル
Millet ミレー/クーラ
フランスのアウトドアブランド。
代表的なバックパックはクーラ20。
老若男女、愛用者が多いようで、成城の街をベージュのクーラ20を背負った老婦人が散歩していたのを見かけた。
クーラ20は突然雨が降っても荷物が濡れないようにと専用レインカバーをバッグの底ポケットに収納している。素晴らしい気遣いだ。
体に負担がかからず、長く使えそうだと店舗に買いに行ったのだが、実際に背負ってみたらしっくりこなかった。
今回は見送ることになりそうだが、また機会があったら購入するかもしれない。成城のおばあちゃんが背負っていたというのが私にとって高得点だったのだ。
MAMMUT マムート/セオン
スイスのアウトドアブランド
マンモスのマークが目印。このマークだけで勝ち。可愛い。
Seon Courier 20は上部がファスナーではなくロールアップ式だ。
ファスナーの場合、雨の日はファスナーパーツから雨が染む心配があるのだが、ロールアップ方式は物をガサガサッと詰め込んだら、くるくる巻いて閉じるので、防水性が高い。
見た目以上に容量がたっぷり入るので20リットルでも25リットルくらい入るらしい。
見た目が特徴的なので、好みが別れるところ。
わたしがいいなと思ったのはこちらのセオントランスポーター
Seon toransporter 26
スーツケースのようにコンパートメントが180度開くのが魅力的。
旅行の荷物をまとめる時などとても見やすくパッキングがしやすそう。
反面、デイリー使いだと物を出し入れするときに中が見えすぎる気もする。
karrimor カリマー/セクター25
イギリスのアウトドアブランド。
バックパックの代表モデルはセクター25
テレビ朝日『ポツンと一軒家』のスタッフさんが背負っていたバッグが気になって調べてみたらこれだった。
パンパンにモノが詰まった状態の商品写真では、ポッテリとした洋梨のような形に見えるが、
テレビで見た時はいい感じにくったりしていて使いやすそうだった。
一軒家にお住まいの家主さんから頂いたミカンなどの果物をザクザク外ポケットに詰め込んでいた。
Mysteryranch ミステリーランチ/クーリー25
アメリカの三大バックパックブランドの一つ
クーリー25はデザイン良し、機能良し、全ての面で優れている。
私にとってマイナスポイントは、優れすぎてオーバースペックなところ。
重い荷物を背負った際に体に負担をかけないようにバックパックをしっかり固定するウェストベルトが、シティ使いには不要かなと。
Osprey オスプレー
アウトドアショップで見かけるワシのマークのブランド。
アメリカの三大バッグブランドの一つ。
マークをアークテリクスと見間違えがち。両者ともに鳥をモチーフにしているからだ。
アークテリクスは『始祖鳥』を
オスプレーは『タカ類のミサゴ』をイメージしている。
GREGORY グレゴリー/スケッチ22
アメリカの三大バッグブランド、最後の一つ。
創業者ウェイン・グレゴリー少年がバッグ作りを始めたのは14歳の時。少年のバッグ作りへの熱は冷めることは無く、バックを作り続け1977年にグレゴリーを設立。
バッグオタクが作ったバッグのためだけの会社がグレゴリー。
グレゴリーのディバックは定番中の定番。
私の愛読誌『ララビギン』では幾度となく取り上げられている。大人気バッグだ。
故にカラーの種類が多く、他ブランドとコラボも数多く出ている。
好きなブランドからコラボが出たら買いかも。
あまりにも有名で、持っている人も多いから、候補から外していたのだが、ショップで現物を見るとやっぱり『良い』となるのだ。
名品としていつか購入したいところ。
グレゴリーで気になったのが『スケッチ22』
形がシンプルで、すっきりしたところがモレスキンリュックに通じるところがある。
良い点は内部の生地の色。リュックの内側は黒が多い。
漁らないと物を探しにくいのだ。すぐに財布など貴重品を見つけられないのは防犯上有利なのだが、日常使いとしてはマイナスポイントになる。
イマイチな点はサイドポケットが無いところ。
ファスナーポケットがあるだけで、しかもそのポケットは小さくカードケースぐらいしか入らないらしい。
ザ・ノース・フェイス/ジェミニ
昨今のリュックサックブームの火付け役になったのがノースフェイスのBCヒューズボックスII。
アメリカのアウトドアブランドだが、
日本のスポーツメーカーゴールドウィンが1994年に日本の商標権を買い取った。日本で販売されている商品はゴールドウィンが日本人の好みに合わせて企画、販売している。
ヘリーハンセンも同じくゴールドウィン取り扱いブランドだ。デザインがお洒落なのはそのせいなのかな
数あるノースフェイスリュックの中で候補に挙がったのがこのジェミニ。容量、形、サイドポケット、センターファスナーによる物の出し入れのしやすさ、全てが丁度良く出来ている。流石だ。
マイナスポイントは、みんなが持ちすぎている。奇をてらってるわけじゃないのよ。でも多少はね…。
帰省前に新調したかったのに
候補に挙げたバックパックを延々検討し続けること数ヶ月。
結局どのバックパックも決定打が無く、購入に至らず。
フレデリックパッカーズのリュックで帰省することになってしまった。
フルメイク化粧品道具、ヘアセット用のコテなどを入れたので、モレスキンバックパックは戦力外だったのだ。
不満だらけの旅装になってしまったのだが、帰省時のフレデリックパッカーズの戦闘力は高かった。
バックパックに必要なのは、容量であることを改めて学んだ。
<2023/01/31追記>
購入したのはグレゴリースケッチ22にサイドポケットとセンターファスナーを追加したようなグレゴリールーヌ20です。
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