子供と脳の発達
先日、noteで記載した通り、子供にとって睡眠はとても重要。
睡眠と脳の発達には強い因果関係があり、子供で失った脳の発達は大人になったときにも影響がでる。
世界的にみても日本の大人・子供の睡眠時間はかなり短く、子供の睡眠は8時間は必要とされている。
そこで子供の睡眠で最も大切な3つを記載します。
①睡眠時間
睡眠も質と量が大切と言われますが、それでも一番大切なのは睡眠量。
睡眠の量を取らないと脳の発達も遅れ、身体の発達にも影響がでてくる。
子供のころは必ず8時間は睡眠を取らせること。
②睡眠の質
量の次は睡眠の質が重要で、どのように質を確保すればよいか。
1.寝る時は部屋を真っ暗にする
光は脳を覚醒させる作用があり、太陽光だけではなく電子機器の光も脳を覚醒させてしまう。覚醒してしまうと、脳は起きる時間だと錯覚を起こし、入眠にも時間がかかり、質の低下にもなる。
逆に朝は、光を目から入れることで脳が覚醒し、良い状態を作ることができる。
2.音をシャットダウンする
人は寝ているときも音を認識しており、寝ていてもアラーム音で起きるのはそのためである。
入眠時の音楽はまだ良いが、入眠中の音楽は脳が反応してしまうため、深い眠りに入りずらくなる。
さいあくなのが人の声で、人の声は脳を覚醒させてしまう効果がある。
子供が出ているときに声を発しないのが一番だが、難しい場合はひとり部屋にするなど対策をしたほうが良い。
海外では小さいときから子供部屋があるのが普通。
3.温度/湿度
温度は18℃前後を保てるのが理想で、暑すぎても寒すぎても睡眠の質が悪くなるので注意が必要。
ベストなのは寝る時もエアコンをつけっぱなしにすることで、電気代はかかるが、それよりも睡眠の質を高めた方が結果的にかなりお得である。
湿度は50%前後を保てるのが理想である。
③寝る前のスマホ
最近のスマホは自動でナイトモードになるものが多く、そこまで明るすぎないため光に関してはさほど問題はないのだが、SNSなどには注意が必要。
とくにティックトックやYouTubeのショートなどスクロールして次々と別の動画が出てくるようなものは、脳への刺激が強く、脳をかなり覚醒させてしまう効果があると近年わかった。
寝る直前のSNSは辞めること。
まとめ
子供の睡眠についてフォーカスをしましたが、これは大人にも当てはまります。
親の方から改善をしないと、無意識に子供に影響が出てしまうのは必然的です。
何気ない行動が子供の未来を左右させてしまう可能性があるので、我々大人は今一度自分自身の生活を見直すべきかもしてません。
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