#19 行動を変える「記録」
家計簿とか、食事日記とか、
「記録」ってつけてますか？
大事とわかっていても、なかなか面倒ですよね。
確かに手間はかかりますが、
記録をつけると行動を変えられます。
「ダイエット」も「節約」も「時間管理」も、
記録をつけるだけで成功率がグンと上がります。
記録するだけでやせる理由
よく、「体重や食事を記録するだけでやせる」
って言いますよね。
「ダイエットに記録が効果的」
という研究結果は、いくつも出ています。
2009年のアメリカの研究では、
「運動しなくても、体重と食事を6ヶ月記録しただけで体重が10%落ちた」
という結果が出ました。
記録をつけると、
「自分がどれくらい食べたか」
「どれくらい体重が減ったか」
を強く意識するようになります。
そのため自制心が働きやすくなり、
「夕食は控えめにしよう」とか
「もっとやせたい」と思いやすくなるのです。
食事日記だけでなく、
家計簿や時間記録をつけても同じ効果が出ます。
自分を正確に把握できる
「記録なんてしなくても、
自分のことはよく分かってる」
と思う方もいるかもしれません。
実は、
「人は現実より都合よく見積もることが多い」
というデータがあります。
「1日に歩いた量を予想する」
という調査をしたところ、
実際に歩いたのは3キロ未満だったのに対して、
被験者は「6キロは歩いた」と答えました。
このように、私たちは運動量を多めに、
食べた量を少なめに見積もることが
よくあります。
記録は、自分を正確に把握するためにも
とても大事です。
何を大事にするか見分ける
記録によって、
「何を削って、何を大事にするか」
を見分けられるようになります。
例えば食事日記をつけてて、
「思ったよりお菓子を食べてた」
と気づいたとします。
そしたら、
「昼食の野菜を増やしてお菓子を減らそう」とか
「お菓子の代わりにフルーツを食べよう」
とか考えられますよね。
個人的に効果的だったのは「時間記録」です。
Googleカレンダーに
「何にどれくらい時間を使ったか」
を細かく記録してるのですが、
思ったよりYouTubeを見てたり、
ダラダラ過ごしてました。
今はその時間を、読書に回してます。
記録をすると、
無意識に使ってた時間やお金、エネルギーを、
「他に回そう」と考えられるようになります。
まとめ
変えたいことがあったら、
正確に記録してみましょう。
✅ ダイエットだったら「体重・食事日記」
✅ 節約だったら「家計簿」
✅ 時間を有効に使いたかったら「時間記録」
記録することで、自然と行動も変わります。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
この記事はこちらの本を参考にしました↓
いいなと思ったら応援しよう！
