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「なぜもっと応援しない⁉」名物サポーター山川太郎が語る湘南ベルマーレフットサルクラブの魅力
こんにちは。Hameeで商売人を応援するWEBメディア「ニューアキンドセンター」の編集長をしているつかDです。
Hameeには山川太郎という男がいます。仕事においては新規事業をゼロから立ち上げて軌道に乗せるという一流ビジネスマンでありながら、小田原アリーナを本拠地とするフットサルチーム「湘南ベルマーレフットサルクラブ」の名物ファンとしての顔を持つ、まさに二束のわらじを華麗に履きこなすイケてる男。一言でいえばわらじみたいな顔をした男です。
勝ち組具合についてはこの記事をご一読ください。
▲わらじみたいな顔をした男、山川太郎氏
■意外とHameeの社員はベルマーレの試合に行っていない。同じ小田原仲間なのに
Hameeは小田原にあるので、社員の多くが「湘南ベルマーレフットサルクラブ」を認識しているのは間違いありません。しかし、実際に小田原アリーナに足を運び、試合を見に行ったことのある人は少ないようです(私調べ)。
山川さんはその現状を打開すべく、彼個人のあふれる魅力と人徳を武器に社内チャットで「ベルマーレの試合に一緒に行きましょう!」と試合の都度アナウンスをしていますが、反応は芳しくない様子。なぜだ。
せっかく小田原をホームタウンとするチームがあるのに、なんだかもったいない。なぜみんな試合に足を運ばないのか。仮に山川さんの魅力と人徳に問題がないとするならば、これは単純に情報不足が原因なのでは。
たまさか今、湘南ベルマーレフットサルクラブがクラウドファンディングを実施中です。そのお知らせがてら、Hameeの人にもっとベルマーレを好きになってもらうべく、山川さん御自ら改めて彼自身の活動とベルマーレの魅力を語ってもらうことにしました。
■ベルマーレの試合に行きたくなる、山川太郎氏インタビュー
―山川さん、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。まずクラウドファンディングについて、皆さま何卒よろしくお願いします!2021年3月31日までです。
―そもそも「湘南ベルマーレフットサルクラブ」って何ですか?
小田原アリーナを本拠地とするプロフットサルクラブです。Fリーグで優勝することを目標に頑張っています。ちなみにこれまでの最高位は3位。
―Fリーグってなんですか?
2007年に創設されたフットサルの全国リーグです。ベルマーレはリーグ創設時から参加しています。
―試合観戦に行きたくなる、フットサルの魅力を教えてください。
フットサルはサッカーのいとこみたいなスポーツ。サッカーよりも展開がスピーディーで、得点も多いのが特徴です。あっという間に攻守交替する……こんな話でいいの?
―ベルマーレの魅力はどんなところですか?
何といっても試合が面白いです。いつも闘志あふれる気持ちのこもった熱い試合をしてくれます。なかなか言語化が難しいから、まだ試合見たことない人には、まず一度見てほしいです。
提供:湘南ベルマーレフットサルクラブ
フットサルって「気軽にやれるスポーツ」って思っている人も多いと思うけれど、それは趣味の話で、プロの試合は全然違うんです。当たり前だけど。Hamee開発部の横チンを前に一度連れて行ったけど、彼は「すごく楽しかった」と言っていました。Hameeの人、もっと試合に行きましょう!
あとは、選手との距離が近いところですかね。握手会をやったり、物販やビラ配りを選手がやったりするので。「会いに行けるスポーツ選手」っていう感じです。そんな人たちが熱い試合をするので、応援にも力が入ります。
イケメン選手もいますよ。女子人気ももっと出ていいのになぁと思っています。
―山川さんはどんな思いでサポーター活動をしているんですか?
とにかく「湘南ベルマーレフットサルクラブ」が小田原でものすごい人気になってほしいです。日本全国とかじゃなくていい、「おらがまちのクラブ」って感じの。それに向けて少しでも自分が力になれればと思っています。
Jリーグや野球と違って、フットサルはテレビのニュースや大手のWEBメディアで日常的に取り上げられるわけではありません。とはいえ、打ち手はいくらでもあるんです。
弱者には弱者の戦い方があるし、この規模だからこそ個人としてもチャンスと関わりがいがある。今クラブや地元企業と手を取りながら、いろいろなアイデアを実現しようと頑張っています。そういった活動に自分が参加できていることがありがたいですね。
でもまだまだ協力者が足りません。Hameeでも興味がある方がいたらぜひ一緒にアイデア出してもらいたいです。そういうの好きでしょ、Hameeの人たち。
将来はベルマーレの試合が町の伝統のお祭りみたいな存在になるといいなと思ってます。中高生は友達が集まる場所だからダベりに行く、家族みんなで会場に来てお父さんは試合見て、お母さんはネイルやって、子どもは友達と遊んで。田舎のイオンみたいなイメージです。
今も小田原アリーナでホームゲームがある日はお店の出店があって、小さなお祭りみたいになっていて楽しいので、それをもっと発展させたいですね。
▲ホームゲームの日は出店もあり、家族で楽しめる
―山川さんは遠方のアウェイゲームにもしょっちゅう行きますが、時間もお金もかかるのに、なんでそこまでして他人の応援をするんですか。
私は応援を人のためじゃなくて自分のためにやっているんです。
サポーターしているとよく言われる言葉が「人のためにお金と時間よくつかえるね」。違う違う。そうじゃない。応援が自己実現のツールなんです。
私は自分大好きなんです。もちろんベルマーレは大好きですが、人のためだったらこんなに熱量を保って続けられなかったと思います。
―ありがとうございました。最後にとっておきの「試合に行きたくなる」情報はないですか?
なんだろう。あ、ベルマーレのゴレイロ(ゴールキーパー)はブラジル人のフィウーザという選手なんだけど、彼はいつも小田原の河川敷をママチャリで疾走しています。
―ありがとうございました。
▲フィウーザ選手(中央)
提供:湘南ベルマーレフットサルクラブ
■まとめ
山川さんが何度も言っていたのは「とにかく試合に来てくれればベルマーレの魅力は伝わるんだけどなぁ」ということ。でもなかなかそれが難しい。簡単な解決策はないのかもしれませんが、「いつかやってくれそう」と期待させる山川太郎氏と、湘南ベルマーレフットサルクラブの今後に期待です。
■「湘南ベルマーレフットサルクラブ」クラウドファンディング実施中
コロナ禍での試合数と集客減による減収で「湘南ベルマーレフットサルクラブ」は今ピンチを迎えています。そこで営業担当の坂下さんを中心に「クラウドファンディング」をスタートしました。
既に最初の目標金額500万円を突破し、ネクストゴールとして2,000万円を目指しています。いろんな種類のリターンがあって魅力的なので、まずは上記WEBサイトを見てみてください。
■湘南ベルマーレフットサルクラブ 営業担当坂下さんより
山川さんにはいつもお世話になっています。具体的に何にお世話になったのかは思い出せませんが、よく小田原駅のあたりで自転車に乗っているのを見かけますね。フォルムが特徴的なので見つけやすくてありがたいです。
クラウドファンディング、ありがたいことに非常に多くの方からご支援いただいています。正直なところ、始まるまでは「集まるのかな」と選手ともども非常に不安に感じていました。しかし、開始してからは想像以上のペースでご支援が集まっており、驚き、感謝しております。
これからご支援いただいた資金については、チケット・グッズの減収分の補填(1,000万)と、チームをよりよくするための環境整備費用に充てさせていただきます。引き続き、選手達の闘う場所を守るためにご支援よろしくお願いいたします。
また、Hameeの皆さまもぜひ小田原アリーナに試合を見に来てください。熱い戦いをお約束します。