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4月11日 日記

今日は、琵琶湖で釣りをする人が、琵琶湖が綺麗になって釣りがしやすくなるために、定期的にゴミ拾いをして活動している、“淡海を守る釣り人の会”という団体があり、その団体が主催している初めてゴミ拾いに参加した。このゴミ拾いに参加するきっかけは、私に1か月ほど前に、ゴミ拾いの楽しさを教えてくれた方がいたからだ。

そこにたどり着くまでに、人っ子一人いない田園地帯を音楽を流しながら一人で歩く。日曜日は家でゴロゴロするのが習慣になっているような気がしたので、一人で青空が広がる中、歩くのが優雅で新鮮なすがすがしい気持ちになった。

琵琶湖岸には、小さいゴミが沢山落ちているが、ゴミ拾い初心者の私には、あまりうまくゴミを見つけることが出来なかった。世の中には仕事が休みの日曜日に、琵琶湖の自然環境を守るためにゴミを拾う大人もたくさんいるんだと気が付かされた。

しかし、釣りが好きで将来は釣りの金具を自分で売る個人事業主としてそれでご飯を食べたいといっている1個上の大学生や、“震災キャップ”と言って、東北の大震災の日にちが書かれており、何もすることが出来なくても、“このキャップを被るだけで、震災のことを忘れないようにする”と言っていたおじさんに出会う。私は、魚に触れあっている大学生が周りにいない、その上にそんなキャップがある事すら知らなかったので、面白いと感じる。

お昼は、同じ学部の1個下の後輩とランチをしていて、滋賀県草津市のstrawberry factoryというところで、インスタントラーメンの少し太いみたいな麵の形をしていて、スープパスタバージョンで、トマトが載っており、ペペロンチーノのスープが美味しいものを食す。

せっかく来たんだから、ということでだいぶお高いが600円のフランボワーズ味のジェラートを食べる。まず、色が濃くてジェラートなので少し固く濃厚で、素材本来の味を堪能できた。

夜は、このご時世なので大きな声では言えないが、人生初のライブハウスに行った。SUSHIBOYSというヒップホップ系のバンドがあり、一時期ハマっていたので、行ってみた。彼らは、人生に迷っている人にお勧めだ。彼らの曲で、一番感銘を受けたのは、“死んだら骨”という曲だ。

歌詞を一部抜粋する。

明日骨か、10年後骨かそれは誰にもわからない。死んで残せるのは、骨と人に作った自分の記憶 骨だけになってもその骨を大切と思ってくれる人が一人でもいればいい あなたも私も骨になる 今を楽しむに全力で いればいいと思う 本当に良いと思う 

そのライブハウスに入ると、真ん中に大きい円状のシャンデリアのようなものがぶら下がっていた。こんなの映画やドラマの世界でしか見たことがなかった。バーデンダーもDJもカッコいいと感じる。
アルコール度数がそんなに高くないオレンジジュースみたいな色のウォッカを手に取り、端にあったテーブルに座る。室内は、常にノリのいい音楽をDJが流しており、心臓にどんどん音が響いている。

本当に音が大きくてうるさいので、あまり人と喋るということが出来ない感じである。しかし、隣のマッシュヘアのお兄さんに、話しかけられた。周りの状況的に、何を言ってるのかがよく分からなかったが、聞き返すのもなんかめんどくさいので、適当にうんうんうなずいていた。お兄さんは、声を大きくし出した。どうやら、“お姉さん 一人で来たんですか?👀 バイブス高いですね~”と話しかけられ、バイブスってなんだ!?と感じ、会釈する事しかできない。

ネットでバイブスと調べてみると、雰囲気、ノリ、テンションと出てきた。まず、ライブに来ている=バイブス高いというんだったら、まだわかるがライブに一人で来ている=テンションが高いってどういうことだろうと不思議になった。

ライブ終わりに出演者も外に出るのだが、そこにSUSHIBOYSさんが普通にお酒を飲んだりタバコを吸ったりしていた。私は、“え!?、ホールとかであるライブだったらアーティストが目の前にいる、見る人の身近な人にいるということはないのに、ライブハウスだとこんなにラフなのか!?”とびっくりする。

写真を撮ってもらうかどうか迷ったが、昨日の友人の切ない恋愛話などを聞いていると、“今あるチャンスを逃していはいけない!”と感じ、思い切って“写真とってもらえませんか?”と話しかけた。おかげで、今までの人生で一番笑顔の私の写真を撮ることが出来て、自分の気持ちに正直になってよかったと感じた一日だった。

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