高校の時好きだった人に6年ぶりに連絡を取ったサラリーマンが連絡を取るまで思っていたこと。
私は社畜だ。
人様に感謝されたり罵倒されたりするでおなじみの
サービス業に勤務する社畜だ。
この殺風景で殺伐とした世界の前は、
高校に通っていた。
気づいたら、土日は出勤日。
祝日も出勤日。
ノートに書き写していた日本語を操りながら
敬遠していた数字に追われている。
未熟者で何も持ち合わせていない高校生だった私は
「仕事」というものをひたすら続けて気づいた。
「魂」は「時間」で、我々は「魂」を減らしながら
その「魂」を豊かにするための「金」を「時間」と
交換している。これ