崖っぷちまで迫った波打ち際
海岸防災、海岸環境を研究してきた青木先生と、主催の表浜ネットワークさんの案内で、渥美半島の海岸(田原・豊橋)を見て来ました。本来は地元の方に海岸の現状を知ってもらう会だったのですが、渥美半島の海岸浸食はいずれ湖西、浜松が直面する問題ですから知っておきたいと思いました。
4か所を回ったのですが、いたるところで止まらない崖崩れと、崖っぷちまで迫った波打ち際。かと思えば人間が沖合に手を加えたことにより生まれた20mを超える砂丘。
海と陸の境界で緩衝役になっていた砂浜が無くなってきた弊害が、理屈ではなく分かりやすい形で目の前に迫りました。
これは直接の利害が無いから言えるのだけど、静岡の大崩れ海岸のように自然の摂理に降参し、自然に任せて距離を置く場所があっても良いと思う。
いずれこの現象は時間差で湖西、浜松沿岸に押し寄せます。
砂丘フォトグラファー 浜松を代表する風景のひとつ、中田島砂丘消失の記録