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【あなたに還っていく旅をしていますよ】
あなたが小さい頃のお話。
親かな?兄弟かもしれません。
きっとあなたの“大切な人”。
その“大切な人”に
『わかってもらいたい』
んだけど
『わかってもらえなかった』
んですね。
当時そう解釈してしまったんだと思います。
その大切な人は、その人なりの
愛情をたくさん表現してくれたと思うんですが
当時のあなたが欲してたカタチではなかったので
その愛情を受け取れませんでした。
そこで
ほんの少し、演じてしまいました。
『わかってもらうために』
『自分のことを見てもらうために』
《本来のあなたではないあなた》
《大切な人が望むであろうあなた》
を演じてしまいました。
最初は少し
演じてみただけだったんです。
けど演じてみたら
褒めてもらえた
認めてもらえた
受け入れてもらえた
んですね。
そこでこう思いました。
『こうすれば大事な人に受け入れてもらえるんだ』
2回目、3回目
また実験してみます。
『次やってみたらどうなるかな』
あら
また褒められた、喜んでもらえた、認めてもらえた。
『そうか、こうすればいいんだ』
それが
いつの頃かの記憶なんだろう。
そこから
『自分じゃない誰かになる旅』
がスタートしました。
途中たまに
流れや天の采配が教えてくれる時がありました。
『そろそろ、もうその生き方いいんじゃない?』
時に、動悸・息切れ
時に、喘息・アトピー
時に、病気・入院
時に、事故・手術
時に、破産・死別
けど
もしかしたら
愛欲しさ故に自分を偽るその嘘が
始めはほんの小さなその嘘が次の嘘を呼び
どんどんと大きな嘘になっていき
もう
何が本当の自分で、何が嘘の自分なんだか
分からなくなっちゃった
のかもしれません。
深く考えてもわからないし
誰にも相談できないから
なんとなくそれなりの大人になり
なんとなく無難に常識人として過ごしてます。
30代、40代、50代、60代
人生は重ねてきたけど
なんだかモヤモヤする。
そんな時に
『え、何でこんなことが起きるの?』
『え、なんでこんな目に遭わないといけないの?』
とかの出来事が起きちゃうこともしばしば。
そんなあなたへ。
時折、あの時に戻って
『許してあげてください』
認めてくれなかったあの人。
見つめてくれなかったあの人。
受け入れてくれなかったあの人。
あなたはきっと怒ってる。
や
悲しんでる、寂しがってるんですね。
けど、きっと、その大切な人は、
あなたのことを愛していたと思います。
その人のその時の人生
もしかしたら
大変な時期だったかもしれません。
人生は完璧にデザインされていますが
人間は何歳になっても完璧じゃありません。
その人のことを今想い直して
許してあげてください。
あなたもその人も
精一杯生きていたし
今も生きているのですから。
そしてもっともっと大切なこと。
それは
《その人に気に入られるために嘘をつき始めた自分を許してあげてください》
当時あなたが生き残るためには
その人の愛を貰うため
その人から認められるために
言うことを聞く必要があったかもしれない。
自分を濁してその人の人生を生きる必要があったかもしれない。
でも、今はもうその生き方手放せるからお知らせがきて悶々としてるんです。
《もっと自分を大切にしよう》
《もっと自分を愛そう》
そんなタイミングだから
自分の本音を濁す生き方が通用しなくなっていってくれるんです。
そう、気付いたら受け入れるだけ。
もう、裁かなくても平気です。
認められなくても
受け入れてもらえなくても
あなたが
あなたと繋がってる限り平気です。
ゆっくりと折り合いをつけていきましょう。
するとだんだんと
いくら稼ぎたいとか
どこに住みたいとか
何が欲しいとか
《その人に愛されなかった寂しい孤独な私》
って前提から望む願望は消えていくのかもしれない。
だって《自分に還ってこられたから》
《今》が最善だと気付いたから。
最前な《今》のために必要なモノは
自分のために手に入れてやろうって自己愛を持てる世界にいるから。
本来のあなたにとって
◼純粋な生き方
◼心が喜ぶ生き方
◼気持ち良い生き方
◼根拠なく魂が震える生き方
そういう人間であり続けられるよう
毎日、逃げずに、ごまかさずに、嘘つかずに
努めてみてください。
あなただけのために。
第341話 ほんとに生きたい世界が“ある”から反対の“ない世界”を生きてる今が痛いんです
https://youtu.be/-MfV3SYtWpU