【親の役割ってナンだろう】
息子を見ていて思うのは、
道で転け、痛くて泣いても、
数秒後にはケロッとしています。
あぁ、きっとこの子にとっては
痛くて泣くこと=悪いことではないんだと、
ただ泣くという事象を味わっているだけなんだと。
子どもの頃なんかに転けたりすると、
お母さんが心配してくれるんです。
『痛い』っていうと、
『イタイのイタイの、飛んでけー』
とか、何とかしてくれるんですね。
そういうのを繰り返し見て、
『痛い、っていけないのか』って学習する。
学習して、
痛み=問題のある世界、
という認識になっていくわけです。
そして、
『痛みは良くない』というミニ自我さんが出来上がり、
その信念を通して世界を見ていきます。
握った信念に応じた物語が僕たちの人生では展開されます。
その自我を育てる人生も味はあるんですが、
別に意図して育てなくてもいいと感じたんですよね。
ただ、喜怒哀楽という人生体験を、
そのまま全力で感じている息子を近くから
微笑んで見守るだけでいいんじゃないかと思うようになりました。
喜怒哀楽を感じることを邪魔しない、
って感じで。
育てるなんて使命感は持たず、
純粋にこの子と感情ゲームを楽しもうと。
子どもって育てるものじゃなく、
余計なエネルギー当てなければ勝手に育つんだろうと。
そして、
これはコーチングでもそのまま当てはまることだと感じるんです。
『イタイのイタイの、飛んでけー』って、
相手の問題を解決してあげることがコーチの役割じゃないんですね。
何とかするのが僕らの役割じゃないんだろうと。
むしろ何もしないことが僕らの役割だろうと。
なぜなら、問題なんてそもそもなかったわけですから。
大切なのは、
そのニュートラルで純粋なエネルギーで、
そこでボーッと微笑むことだと思っています。
余計な善悪の世界のエネルギーを当てず、
ただ整ったエネルギーで談話していると、
結果として、
徐々に相手の方はご自分で浄化されていきます。
親とコーチって根は同じなんだと思いますね。
というよりも、
意識を持った人間はみんな同じなのかもしれません。
沖縄に来ていきなり風邪を引いた布団の中で考えていました。
我ながら持ってます🌸
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