人間ってそんなに器用じゃない
今目の前に起きていることって必然だ。
だからといって、未来は完全には予測はできない。
「ああ。まず間違いなく悪いことが起きるな。」という予感。
予感ということはまだ起きていないので、防ぎたいと思うのは人情。
予感が益々強くなり、そして、やっぱり起きてしまう。
それがワン・オフの一イベントならいいけれど。。。
起きてしまった後も、起きている時間がしばらく続く場合だってある。
そりゃつらい。
とかいいつつ。
私たちの人生ってそんな時間に埋め尽くされているようでもある。
「うー。こんなはずじゃなかったのにー。。。」
嘆くばかりではなく、それでもって、次なる予感に備える。
でもやっぱり悪い予感は当たっちゃう。。。
そんな繰り返し。。。
人間ってバカっちゃあバカだけども、私はそういう繰り返しは別にバカでもなんでもなくて、どちらかといえば、愛すべき性質なんだと理解している。
いいものも悪いものも、予感だって、現実に起こることだって、一人一人にできることは限られている。須らく沢山の人間の関わり合いでもって構成されていくものだから。
そこに人間以外の要素も加わるわけだから、予感があったからって防いだり、思い通り、計算通りにモノゴトを運ばせるなんて、個々人の努力なんてものだけじゃ無理に決まってる。
予感があるならそれに応じてよしなに取り計らう。それはそれでいい。
辛酸とか苦味とかはみな須らく味わっている。
そういうもんだという認識を、やさしさにつなげたいものだ。