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いきなり支配下もあるか!?注目の上甲凌大捕手

DeNAは育成ドラフト1位で上甲捕手を指名しましたが、育成選手としては異例の注目ぶりです。

里崎智也・高木豊氏が注目

里崎智也氏・高木豊氏がそれぞれ今ドラフトの注目選手として名前を挙げています。

「育成1位で指名した上甲は、強肩強打の大型捕手。育成からのスタートになりますが、うまくいけば戦力になりそうです。仮に松尾のバッティングがよく、『打者に専念させるために他のポジションで』となった場合にも、上甲がキャッチャーを務めることが期待できます。

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2022/10/26/dena_14/index_2.php

この他にも、アマチュア野球選手に詳しい安倍昌彦氏も注目しています。


里崎氏は捕手として結果を残しましたし、安倍氏も捕手目線で見れる人ですので、この2人が評価しているというのはそれだけ捕手としての実力が高いということでしょう。

上甲は都市対抗で2本塁打のパワーと、素早い二塁送球の強肩が武器で、体格の良さもあって「捕手らしい捕手」といった感じですね。
1位の松尾が内野も守れるので、仮に松尾が将来内野手に転向になったとしても、上甲が捕手で1軍定着してくれれば問題ないですし、そのために2人を指名したとも考えられます。

上甲捕手の育成法

上甲捕手は現在21歳で、世代的には益子と一緒です。
なので益子や東妻と競争関係になり、まずは2軍で切磋琢磨し合うことになるでしょう。
今年の大学生のドラフト候補と同年代ですし、育成指名だとしてもできれば1~2年以内に支配下登録を掴んで欲しいです。
攻守のアピール次第では、即支配下もあるでしょう。

特に打撃面で今の山本・益子・東妻らよりも打てる目途が立つなら、早期支配下も夢ではありません。
具体的には打率.260 5本塁打 OPS.750以上の打撃が2軍でできれば、現若手捕手陣よりも打撃で期待できますし、支配下が近くなります。
DeNAの場合、若手捕手は打撃が課題になっているので、ここで上甲が入って結果を残せば良い刺激になるはずです。

DeNAとしてはドラ1の松尾を将来の正捕手にという形で考えているでしょうが、松尾が正捕手になったとしても第2捕手が必要ですし、仮に松尾が内野手転向なら正捕手争いになります。
つまり上甲は育成指名でもここから1軍捕手定着は十分狙えますし、それには今の伊藤光・戸柱・嶺井が30代中盤に入るまでの3年以内に、1軍捕手候補として結果を残しておく必要があります。

なので2年以内に支配下登録を掴み、3年以内に1軍定着という道筋で結果を残して欲しいですね。
注目度の高い捕手ですし、期待しましょう。

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