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【DeNA】補強できたら良いなと期待する選手たち【外国人選手】

春季キャンプまであと少しですが、DeNAからまだ、新たな外国人選手の獲得が発表されていません。
既存の外国人選手は支配下でジャクソン、ケイ、ウィック、ディアス、オースティンがいますが、オフにウェンデルケンとフォードが退団したことを考えると、新外国人選手を1人は獲得するべきでしょう。

獲るとしたら、ウェンデルケンや上茶谷や濵口の穴を埋めるためにリリーフになると考えられます。
球団はバウアーの獲得調査も行っているようですが、こちらはバウアー次第で獲れたとしてもいつ来るかも分からないので、補強として考えるには不確定です。
なので開幕前にしっかりと外国人リリーフを補強して、その上でバウアーにもアプローチをかけておく形が望ましいです。

ではどんな外国人リリーフがいいか
2024年1月24日現在、まだ所属が決まってないMLBのFA投手達の中からピックアップしてみました。

正直、日本に来る可能性があるかは難しいところで、更にクローザー候補として見れるぐらいの力量で考えたので、年俸も2〜3億以上は必須ぐらいのかなり高年俸の投手たちです。
まぁ、補強がなくてモヤモヤしてるファンが夢見てるだけの話と思ってください。

では、スタートです。


オースティン・ボス

32歳 右投右打
速球の最速   96マイル(約153km)
速球の平均球速 93.6マイル(約150km)
球種:速球(23.7%)、カット(33.8%)、スライダー(23.6%)、カーブ(18.9%)

2024年MLB成績
68試合 2勝5敗 防3.69 WHIP1.05 FIP4.12
K/9:9.00 BB/9:2.66 WAR0.0

ボスは2023年まではMLBでなかなか安定した成績を残せませんでした。制球は良いけどMLBの打者を圧倒できる球威がなく、打ちにくさも無かったため、毎年防御率4〜5点台の投手でした。
2024年は直球の割合を減らし、カットボールやスライダーを増やす変化球中心のスタイルに変えたことで、的を絞らせにくくなり打たれにくくなりました。
2024年の飛躍がありましたが、未だ契約が決まってないところを見ると、この年は運が良かったというような評価なのかもしれません。
日本でなら十分な球威を持ってますし、制球も良いのでしっかりと結果を残すことが期待できます。


スコット・バーロウ

32歳 右投右打
速球の最速   96マイル(約154km)
速球の平均球速 91.4マイル(約146km)
球種:速球(20.5%)、シンカー(13.4%)、スライダー(45.1%)、カーブ(21.0%)

2024年MLB成績
63試合 3勝3敗2S 防4.25 WHIP1.36 FIP4.02
K/9:11.13 BB/9:5.07 WAR0.0

2021年から4年連続MLBで60試合以上登板している、バリバリのメジャーリーガーです。
ただ2023、24年はどちらも防御率4点台でWARも下がってきてます。
投球の5割近くがスライダーで、速球は2割程度しか投げてないのが特徴的です。
速球は平均だとそこまで球威がないためMLBで勝ち残るためにスライダー中心のスタイルに変更したのでしょう。
変化球中心のスタイルなので奪三振率は高いですが、制球面は逆に厳しく自分でランナーを出して自滅しやすいのが難点です。
もしNPBに来るとしても制球の改善は必須ですが、ある程度まとめられるなら奪三振を量産して活躍できそうです。


ライン・スタネック

33歳 右投右打
速球の最速   100マイル(約160km)
速球の平均球速 97.7マイル(約156km)
球種:速球(60.0%)、スプリット(21.4%)、スライダー(16.6%)、カーブ(2.0%)

2024年MLB成績
63試合 7勝3敗 防4.88 WHIP1.32 FIP4.14
K/9:10.90 BB/9:4.07 WAR0.0

2021年から4年連続50試合以上登板していて、こちらも文句無しのメジャーリーガーです。
ただ2023,24年はどちらも防御率4点台で、24年はかなり5点台に近い成績になってしまいました。
その原因として考えられるのが、速球やスプリットなど速い球が打たれやすくなっていて、以前ほどの球威を維持できなくなっているのかもしれません。
ただK/BBなどは悪化してないですし、やや不運な打たれ方をしていたとも考えられます。
日本へ来る可能性は正直薄いですが、現在の状態で来たらクローザー起用は確定的な実力を持っています。


ライアン・ボルッキ

31歳 左投左打
速球の最速   97.8マイル(約157km)
速球の平均球速 95マイル(約152km)
球種:シンカー(24.7%)、スライダー(62.6%)、チェンジアップ(12.6%)

2024年MLB成績
14試合 0勝0敗 防7.36 WHIP1.64 FIP4.53
K/9:10.64 BB/9:3.27 WAR0.0

ボルッキは2022,23年にMLBで30試合以上登板してましたが、24年は14試合に留まりました。
奪三振能力が高く制球もまずまずで、内容的には悪くない投球なのですが、24年は被打率が3割を超えてしまい、被本塁打も多く打ち込まれていました。
ただ明らかに打たれすぎていたので、やや運が悪いシーズンだったとも言えそうです。

投球はほぼ変化球なのが特徴的で、スライダーが全体の6割を占めてキレも良く三振を獲れる球になっています。
マイナーでも奪三振をかなり量産しているため、仮にNPBに来るなら十分戦力として期待できますし、ここまで挙げた投手の中では1番現実的な補強と言えるかもしれません。

まとめ

獲得して欲しい外国人投手ということで4人を挙げてみました。
実現できる可能性の順に並べるとしたら

ボルッキ
ボス
バーロウ
スタネック

の順かなと。ボルッキを獲れたとしても、かなり大物の獲得と言えますし、おそらく2億以上の年俸になるでしょう。

まぁ来る可能性はあまり高くないと思いますが、補強の動きがないのでこんな風に個人的願望をリストアップしてみました。

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