memo: 三好 真史(2022)『教師の最速仕事術大全』
・学級通信は15分で作成&毎日発行
・通知表は学期半ばには所見がほぼ完成 p.8
・大事なことは後回しにせずに、思い立った時に、すぐやりましょう。・・・その場で書いて提出してしまう。今すぐにやるのです。p.53
・細分化しましょう。そして、小さく分けられたタスクを把握して、・・・1つずつ処理していきましょう。p.60
★生徒にも同じことがいえそう。大きな課題を小分けにして、少しずつ進める。25分タイマーを仕掛けて、短時間だけやって他のことに切り替えるとよい。(後述)
・8割で切り上げて、次の日に同じ資料を見て、新しい自分になって確認しましょう。・・・8割主義をざっと3回繰り返せば、高速で完璧に近いものを仕上げることが可能なのです。p.69
・標準時間を持つp.72
★標準時間…1個当たりの秒数。終わる時間が分かるように計算式を作っておく。これはテストの採点などで私もしています。進捗が目に見えて分かるし、想定を甘めに設定しておくと、想定よりも早く進んでいるのがうれしくてやる気が出ます。
・ポモドーロ・テクニックで心の中断を避ける
活動を25分間続けた後に5分間の休憩を取り、そのサイクルを最大4回程度続ける方法・・・時間も、14分間集中して1分間休憩するというように短くしてしまえばやりやすくなります。
★「もう少しやっておきたい」と思えるくらいで止めておくと、次に途中から再開するときにモチベーションが高い。
・保護者に配布する手紙でも、カラーコーディングが使えます・・・必ず目を通してもらいたい書類については、ピンク色の紙に印刷するようにする p.90
・子どもの力を借りる
絶対に忘れてはいけない内容を思い出すのは・・・教室では、子どもにお願いするのが一番の策です。p.98
・作業スペースは広ければ広いほどいい。p.112
・事務所類は寝かせない p.124
・足元にゴミ箱を作る
B4サイズの書類用のゴミ箱を作ります。この書類は、2週間に一回ほど「ゴミ箱行き」と「シュレッダー行き」に仕分けて、シュレッダーにかけます。
p.130
・回ってきたパスはすぐに回す/回ってきた資料は、できるだけ早く次の人に回す p.155
・「打ち合わせは場所を変えて行う」のが鉄則 p.166
★空気をかえる(スイッチを入れる)意味と、邪魔が入りにくい(他の人間が会話に割って入ってこない、別の話を「ごめんねー」と入ってきてこちらの打ち合わせが止まることがない)意味で。これは納得。
・「この仕事、誰か担当にしてやってくれますか」という話が来たら、「はい、やります」とすぐ引き受けましょう。そして、できるだけ手早くこなしてしまうのです。p.171
・図書室は教材研究の宝庫
他の先生たちがいないことから、静かな環境も作れます。たっぷりと教材研究の時間が取れるときは、図書館へ教材を持ち込み、書物を調べながら教材研究をすると、素材もあるし、広めの机もあるし、教材研究がはかどることでしょう。p.250
・所見は・・・学期間を通じて書くことが望ましいのです。p.276
・学級通信の効果
①保護者の方に、子どもの学校での様子を伝えられる
②子供の学びの振り返りになる
③個人の発見や気づきを集団で共有できる
④良いところを様々な人に見てもらうことで、子どものモチベーションアップにつながる
⑤教師のとって、学級経営の記録となる
・「多く、細かく出す」という頻度を考えれば、情報量の小さいB5サイズがおすすめです。
「子供向け」が良い。教師の仕事は「子どもを育てること」。「子供向け」のほうが書くことの幅が広いのもいいところ