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9月もまだ危険です、、。
こんにちは。はまみらいプロジェクトの有馬です。
8月が終われば暑さも和らぐかと思っていたら、天気予報では9月に入ってもまだ暑い!熱中症になりそう、、。
今回はこんなことを以前に思ったので、暑さについて記事を書こうと思っていたのですが、記事作成時(8月下旬)には台風10号が日本に来ていた時です。防災チーム(インスタアカウント名は記事の最後の方に!)に所属しているからにはこのことも書こうと思います。
というわけ(突拍子もない気もしますが)で、9月でも危険な災害について紹介しようと思います。
(ヘッダー画像は気象庁「観測画像紹介 令和5年台風7号」より作成)
残暑
8月が一番熱い時期であることに疑いようはないと思います。では9月は涼しいと思っている方、半分正解で、半分間違えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1725345266-iemYERn0fcKqI2kdNsD37Oo6.png?width=1200)
これは気象庁が出している横浜の気温の表です。気象庁のデータによると、2019年から2023年まで、横浜(神奈川県)の日最高気温の平均値は8月が32.6度、9月が28.6度です。ちなみに7月は29.8度です。
こう考えると、9月は涼しいというのは間違えていないように思うでしょう。しかしこれはあくまで平均の話、それぞれの年に注目すると7月の方が暑い年が3年、9月の方が暑い年が2年ありました。みなさんは7月には熱中症対策をしていると思いますが、9月がそれよりも暑くなることも少なくないのです。熱中症対策は続けなければいけませんね。
対策
ここからは熱中症対策について書いていきます!以下のサイトも参考に。
一つ目は水分・塩分を取ることです。もちろん水分は大切ですが、塩分も大切です。水よりも体に吸収されやすいスポーツドリンクが汗をかいた時には必要です。スポーツの秋に向けて運動する方はぜひ覚えておいてください!
二つ目は体を冷やすことです。屋内であればエアコンや扇風機、屋外であれば日傘や帽子、ネッククーラーを使いましょう。月最高気温の平均が28.6度の9月は最高気温が30度を超えることも多いです。「周りの空気を冷やす、体を冷やす」、忘れないようにしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1725346024-CU3evFicdBq25IhZANTz6DtL.png?width=1200)
防災ラボのインスタも参考にしてください!
台風
暴風
台風の暴風はかなりのものになります。(ただの熱帯低気圧と台風の区別は風速が基準になっています。)例えば8月下旬(私が執筆している時です)では台風10号が日本列島に接近していました。この台風の最大瞬間風速は70m/sだそうです。これをわかりやすく言えば、252km/hです。東海道新幹線の最高速度が270km/hですから、新幹線の窓を開けて手を出した時に感じる風速と同じくらいです。(新幹線の窓は開きませんのでご安心を)
![](https://assets.st-note.com/img/1725344866-sL1Ki7buwn34zEHyat69voMc.png?width=1200)
この写真は気象庁が出している風の強さとその被害を表した図の抜粋です。最大瞬間風速60m/sでさえ木造住宅が吹き飛ぶほどです。70m/sの脅威がお分かり頂けましたか。頑丈な建物に避難することの大切さがお分かり頂けましたか。ちなみに「風速70m 実験」で検索してみると、面白い検証動画が出てきますよ。
豪雨・浸水
台風の被害で暴風と並び立つものが豪雨です。また豪雨による住宅への浸水が起きると被害はより深刻な物になります。NHKの災害に関するホームページの記事によると、過去何十年以上も日本は河川の氾濫やそれによる浸水被害に遭ってきたことがわかります。場合によっては2階も浸水することがあります。そして浸水してから避難することは、かなり難しいです。事前に避難する必要があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1725346628-8d2WlLbmFQxGMsOVpYP1neio.jpg)
河川の浸水については国土交通省のサイトから確認することができます。全国の河川の状況、予測、避難状況、ライブカメラなどを確認できます。以下からアクセスしてみてください!
雷
宣伝になるのですが、防災ラボインスタグラムには防災に関する投稿がいくつかあるので、ぜひ確認しにきてください。アカウント名はhamamirai_bosaiです。私もこちらで一つ投稿させていただきました。テーマは「雷鳴が聞こえた時、あなたは安全な場所にいますか」です。屋外で雷鳴が聞こえたら、すぐにコンクリートの建物や車に逃げてください。
まとめ
いかかでしょうか。暑さ、暴風、豪雨などについて書いていきました。どちらも共通するのですが、自分が安全なうちに備えておくことが大切ですね。9月も安全に乗り切っていきましょう!
参考文献
・気象庁「観測画像紹介 台風・サイクロン」(ヘッダー画像)
・気象庁各種データ・資料「観測開始からの毎月の値 横浜(神奈川県) 日最高気温の月平均値(℃)」
・環境省熱中症予防情報サイト「熱中症予防行動ポスター」
・NHKアーカイブス「自然災害の記録」
・国土交通省「川の防災情報」
・日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」
横浜国立大学・都市科学部・都市基盤学科・有馬大貴