よこはまを歩く 〜元町・中華街からランドマークタワーまで〜
この記事は旧ホームページから移行されました。
記事の内容は2020年12月21日に作成されたものです。
はまみらいプロジェクトのカワノです!(私の所属するはまみらいプロジェクトについては「ABOUTはまみらい」のページで説明しています)
みなさんは『横浜』と言われて何を思い浮かべるでしょうか?
港の景色、ランドマークタワー、中華街、赤レンガ倉庫、山下公園、大さん橋、港の見える丘公園、観覧車に、みなとみらいの夜景……
一般的に連想されるこの横浜の風景は、横浜市の中でも主に中区(なかく)と西区(にしく)に集中しています。この記事では、その中でも主に中区の観光地やおすすめスポットに焦点を当てていこうと思います!
タイトルにあるとおり、よこはまを“歩く”、ですから、歩くだけで横浜に浸った気分になれる散歩ルートを紹介していきます。いやあ、それにしても横浜って中区に絞ってもいいところが多すぎて選びきれないですね。困りました。これ、実際に回って歩いたら一日じゃ回りきれませんよ......!
この記事ではそんな横浜愛の強すぎる横浜市民がお届けしていきます!(笑)
1. 元町・中華街・関内を歩く
「終点、元町・中華街〜〜」
このアナウンスは、みなとみらい線で聞くことができますが、2013年に東急東横線と東京メトロ副都心線が開通したこともあり、埼玉方面でもよく聞く駅名になったのではないでしょうか。名前の通り、元町・中華街駅を降りると「元町商店街」と「横浜中華街」が目の前に見えるのですが、今回の散歩はここからスタートです!
(JR京浜東北・根岸線から行く場合は石川町(元町・中華街)駅を降りてスタートです!)
元町商店街は、かつて外国人向けに栄えた、オシャレなお店が立ち並ぶ商店街です。商店街の両端にはフェニックスアーチがあったり、シーズンによってはイルミネーションが飾られたりと、通り過ぎるだけでも楽しいでしょう。
そして元町商店街のいくつかとなりの道をいくと、そこは横浜中華街となります。横浜中華街は中華料理店やお土産屋、占いや天津甘栗の販売があって、食べ歩きをするのもよし、お店に入るのもよし、の観光スポットです。もっとも、一度中華街に入ってしまうと一日中満喫できてしまうので、この散歩では通り過ぎるだけとなってしまいますが。
それでは中華街を抜けて関内駅の方へと向かって行きます。見えてきたのは大きなブルー。そう、横浜スタジアムです! 横浜DeNAベイスターズの本拠地である横浜スタジアムですが、東京五輪へ向けての工事が進み、座席の増設にともなって外観も非常にカッコよく改装されています。
この横浜スタジアムのある公園は横浜公園と呼ぶのですが、次は横浜公園を抜けて日本大通りを歩いていきます。
2. 日本大通りから横浜三塔を歩く
横浜の「キング」「クイーン」「ジャック」をご存知でしょうか。
まるでトランプの絵札のようなこの愛称は、横浜港のシンボルとして長年親しまれてきた、塔を持つ3つの建物のことを指します。
気になるその正体は、キングは神奈川県庁、クイーンは横浜税関、ジャックは横浜市開港記念会館です。どことなく厳かなこの三塔は、近づくだけでクラシカルな雰囲気を感じられます。夜には下からライトで照らされてその存在感を発揮しています。
三塔を同時に見られるスポットは3つあり、それぞれの位置の足下に目印がついています。神奈川県ホームページによると、この3つのスポットを一日で巡ると願い事が叶うと言われているとか…?
(神奈川県HP「横浜三塔物語」:https://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p630421.html)
日本大通りを抜けると、海を感じられるようになってきました。ここから新港エリアへと進んでいきます。
3. 赤レンガ・コスモワールド……新港エリアを歩く
新港橋を渡るとそこは新港エリアとなります。さざめく波の音、心地よい海風、停泊する船の汽笛の音……。やっぱり横浜といったら港でしょう!
ここまでくると目の前に見えてきたのは横浜赤レンガ倉庫です。
明治から大正時代にかけて倉庫として建設され、関東大震災や世界大戦を耐え抜いた横浜赤レンガ倉庫。リニューアルオープンされた現在の赤レンガ倉庫ではグルメやショッピングが楽しめます。季節によっては手前の広場で、オクトーバーフェストやクリスマスマーケット、冬場にはスケートリンクができるなど、様々なイベントを開催しているので、近くによるときはホームページをチェックするのが良いでしょう。
(横浜赤レンガ倉庫HP:https://www.yokohama-akarenga.jp/)
赤レンガ倉庫を出て楕円状の歩道橋サークルウォークを渡って進んでいくと、左手の先には横浜の遊園地よこはまコスモワールド、右手には……なんかカップヌードルがくるくる回っている!?
ここ、カップヌードルミュージアム横浜は子供からご老人まで幅広く楽しめる、カップヌードルに特化した博物館です。思わず興奮してしまうような展示や、世界のヌードルが食べられるフードコート、自分好みにカスタマイズできるマイカップヌードル作りなど、リーズナブルな価格でいろいろなことが体験できます。
(カップヌードルミュージアム横浜HP:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/yokohama/)
さて、先ほど左手に見えていたのは、大観覧車が目印のよこはまコスモワールドです!
SEKAI NO OWARIの有名な曲、『炎と森のカーニバル』では、「YOKOHAMAにある遊園地」と歌われていますね。
コスモワールドのこの大観覧車、コスモクロック21は、2016年にフルカラーLEDへとリニューアルしたことで様々な演出をすることが可能となり、今では横浜の夜景を鮮やかに彩っています。
(よこはまコスモワールドHP:http://cosmoworld.jp/)
4. 汽車道を通ってランドマークタワーへと歩く
いよいよ最後の章となりました。汽車道と呼ばれる遊歩道を通って横浜の海の上を歩いていきます。右手にはみなとみらいの景色、左手には馬車道の景色が見られます。横浜を感じられる建物に囲まれて、全身で横浜を実感できるスポットではないでしょうか。2021年春にはこの汽車道沿いにロープウェイがかけられて、とても楽しみです。まだまだ進化する横浜から目が離せませんね。
汽車道を渡り切ると、目の前に見えるのは桜木町駅です。どーーーんと構える横浜ランドマークタワーは296mもの高さがあってそのフォルムもとても美しい……。ランドマークタワーの下層部はランドマークプラザとなっていて、お食事やショッピングにぴったりな空間となっています。
さて、ランドマークタワーに入ってしまうと、中区ではなく西区となってしまいました。よこはまを歩く 〜中区編〜は、これにておしまいとなります。
いかがでしたか? 一日で回りきれたでしょうか。
実際に散歩をしなくてもこの記事で散歩をした気になれたなら幸いです。それでは!