はまみらいプロジェクトでは何をしているの?
今回の記事は、はまみらいプロジェクトとは何か、どのような活動を行っているのかについてご紹介したいと思います。
はまみらいプロジェクトとは
はまみらいプロジェクトは横浜国立大学の「地域課題実習」プロジェクトのひとつです。
横浜国立大学には、授業の一環である「地域課題実習」とよばれる副専攻プログラムがあります。本プロジェクトのほかにも、様々な場所を舞台として地域の課題に取り組むプロジェクトが活動しています。
はまみらいの活動拠点は横浜の海沿い地域。
横浜をより良い都市にするために学生の立場から何ができるかを考え、「自然環境・観光・防災・エネルギー」の観点から、フィールドについての研究やイベント企画、WebやSNS上での情報発信を行っています。
プロジェクトのチーム構成
はまみらいプロジェクトは大きく3つのチームに分かれています。
防災チーム
防災チームでは、横浜をメインとした防災情報の発信や、防災・減災について学べるイベントの企画をおこなっています。
防災情報発信の拠点はX(旧Twitter)。
はまみらい防災室(@hamamirai_bosai)のアカウントで、そのとき注意すべき防災情報や、日ごろの備えに役立つアイデアなどをポストしています。
また昨年度は、弊学が会場となった内閣府主催・日本最大級の防災イベント『ぼうさいこくたい2023』での出展に向け『防災人生すごろく』を制作。当日は年齢問わず多くの方に楽しんでいただきました。
ぼうさいこくたい後も、横浜市の職員の方を交えた体験会や、地域のコミュニティハウス(常盤台コミュニティハウス)でのプレイ会などを開催し、展開範囲を広げています。
まち歩きチーム
横浜でのまち歩きを通して地域の魅力を発見・発信する活動をおこなっているチームです。
まち歩きチームでは、横浜の沿岸地域の魅力を詰め込んだ『うみはまっぷ』を2022年度に制作。さらに2023年度はそれをベースとした『うみはまっぷすごろく 〜よこはまフォトマッピング〜』を制作し、アイスブレイクなどで活用しました。
すごろくに載っている情報だけでなく、プレイヤーからのおすすめ情報やエピソードトークも楽しめる仕様になっています。
ほかにも、新入生向けのまち歩きを企画したり、『水曜どうでしょう』をオマージュしたすごろくの旅を横浜で開催してみたりと、横浜の魅力を楽しく知ることができる企画をおこなっています。
ブルーカーボンチーム
ブルーカーボンチームでは、養殖コンブを使った製品作りや、イベントでの製品PR活動をおこなっています。
森林が固定する炭素である「グリーンカーボン」に対して、「ブルーカーボン」は、海洋生態系によって隔離・貯留される炭素のことを指します。
外部団体『幸海ヒーローズ』さんと協力し、金沢区沿岸で養殖したコンブを用いたプロダクトを制作しています。
昨年は、横浜国立大学の秋の大学祭である常盤祭に出展し、販売・活動PRをおこないました。その売り上げはコンブ養殖活動に活用されます。
このように、3つのチームがそれぞれのフィールドで主体的に活動をおこなっています!
UDCSEA(ヨコハマ海洋環境みらい都市研究会)について
はまみらいプロジェクトは、UDCSEA(ヨコハマ海洋環境みらい都市研究会)の活動理念「横浜を海に開かれた海都としてもう一度捉え直し、海とともにあるまちづくりを市民・企業・大学・行政の垣根を超えて考える」をもとに、2018年に結成されました。いわば、はまみらいの母体的存在がUDCSEAです。
はまみらいではこの連携を生かし、専門家や有志の方々と分科会に参画するなど、実践的な活動をおこなっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
当プロジェクトでは、横浜をより良い都市にするために学生の立場から何ができるかを考え、各チームがアクティブに活動しています。
さらに、旧ホームページで投稿されていた、学生による「テーマ記事」も引き続きこのnoteで更新していく予定です。
また、当プロジェクトではX(旧Twitter)のアカウントも開設しております。ご質問などあれば、お気軽にダイレクトメッセージでご連絡ください。
これからのはまみらいプロジェクトにもぜひご期待ください!
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