高齢者だけでなく、子育て世代にも優しい地域であってほしい
今年に入ってから、フルタイムで働くようになりました。
これまでは結構時間に融通がきく仕事をしていて、子どもの下校時間に合わせて仕事を切り上げるということもできていましたが、フルタイムとなるとそうもいかない。
そこでぶち当たったのが
「低学年の子ども、どうする問題」です。
浜益には放課後や長期休みに通える児童館や預かり制度がありません。
うちには小学2年生と小学6年生がいて
6年生と同じ時間の下校なら2人でお留守番できるから問題ないんです。
問題は、その、同じ時間の下校が週に2回しかないことで。
あとの3日は近くに住んでいる祖父母のところへ帰らせてもらったりして
なんとか働いていますが
祖父母もみーんな働いているため、仕事を休んでうちの子を面倒見てくれというのはさすがに言えない。
毎週毎週、祖父母にお伺いを立てて、都合が悪いと言われると
私や主人が仕事を調整します。日々綱渡り状態です。
1人でお留守番を任せられるまで、あと何年だろうか。
一生この問題に悩まされるわけではなく、一時のことではあるけれども。
仕事好きなのに、仕事に全力を向けられないもどかしさを常に感じています。
地域の中は働き手不足だと言っているのに
子どもを持ってしまうと、フルタイム勤務ができるのは
子どもを見てもらえる環境にある人に限られてしまう。
子どもを取るか、仕事を取るか
極端に言えばそんな言い方になってしまう。
一時期の辛抱、そう思えばいいのだろうけれど
私は仕事量を減らしたくないのだよ…。
地域では、高齢者が住みやすいまちづくりをと
様々な取り組みをしていますが
子育て世代も住みやすくなるよう取り組んでほしいと切に思います。
自然に囲まれて、のびのびと子育てできる環境
は、うそではないし、田舎暮らしが嫌いになったわけでもないけれど
地域や行政が本気で移住・定住を増やしたいと思っているのならば
この問題に向き合わなければなりません。
私も考えなしに、ただ何とかしろーと騒いでいるわけではないのだけれど。
色々考えてはいるのだけれど。
相手が対子ども、色々な特性を持つ子ども
となると簡単にはいかないなあーと、日々悶々としています。
先日、浜益にておこなわれた夜学でちらりと聞いた
「地域自主組織」の記事を見つけて夢中で読みました。
地域の困りごとを、そこに暮らす人たちで解決していく取り組み。
これだな!と思わせる内容でした。
じゃあ、浜益ならどうやって?
80歳まで現役で働いているような現状で
自主組織を担ってくれるのはどんな人、どんな世代?
仕事量が減る冬
考え事が増えます。