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【田舎だからできること】「こんなことやってみたい」を後押しする会
浜益には「わかもん会」という若者を集めた団体があります。平成29年の夏に集まり、会の名前を全員で考えることと、その日にメンバーのグループLINEを作ることから始めました。(私も初期からのメンバーです)
20代から40代まで、独身から既婚者まで、農家から漁師まで(というかほとんどが農家と漁師。会社員はちょびっと笑)がそろっていて、これまで地域のイベント手伝いやスポーツクラブの立ち上げ・運営などをしています。最近は卓球大会の共催や観光まちづくりへの参画も。
会を作ったきっかけは、若い人たちに地域を「自分ごと」として感じてほしい思いと、「こんなことやってみたいな」を後押しして「やればできる」を知ってほしいのと、あとは異業種間の交流を深めるため。
はじめのうちは「寄せ集められた感」がたっぷりで意思疎通もうまくできず、とにかく何かを理由に集まっては自由に発言する場を作っていました。
そのうち地域のお祭り出店やイベント時のステージ企画なども任されるようになり、一緒に考え、楽しみ、達成していくことで徐々に会の一体感が出てきたところです。
昨年はコロナで活動休止状態でしたが、今年は少し動くぞ!というわけで先日の連休に、地元子ども向けの工作教室を開催しました。
連休中、お出かけは自粛だな…と考えていたのは我が家だけではなかったようで。
たくさんの子どもたちが参加してくれました。
オンラインで参加してくれた子たちも。
田舎のいいところは、こういう小さなイベントを「やろう!」「よしじゃあこうしよう!」とすぐに進められて、周知もあっという間にできること。
学校や保育園も「ああ、わかもん会、何かやるのね」と参加の取りまとめを手伝ってくれました。
「子どもが少ない」のはデメリットばかりではありません。少ないからフットワーク軽くできることもあるのです。
地域の中で「わかもん会」がだいぶ定着したので、親御さんたちも安心して参加してくれたり。
そうそう、わかもん会を作ったことで、子どもたちと若い世代の交流も増えました。かっこよく働くお兄さんお姉さんたちが身近にいる、自分たちにかまってくれるというのは子どもにしたら楽しいことと思います。かっこいい大人を見て、かっこよく育ってくれること、そして自分も同じようにわかもん会で活動したい!という子が出てきてくれたらなあと、未来を育むつもりで子ども向けの企画をちょいちょい考えています。
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